9月12日に東京の「六本木 STUDIO FORUM」という会場で行われたトークイベント「ハコニワvol.4」。
ここに、元キャンパスナイトフジメンバーでグラビアアイドルで演歌歌手で腐女子で超かわいすぎて仕方がない吉木りささんが登場するというので行ってきました。
イベントには吉木さんのほか、今年3月まで同じく「キャンパスナイトフジ」に出演していたメンバーが集結。さながらプチキャンナイ同窓会の様相を呈しており、トークやゲーム、大喜利などで盛り上がってました。
2部制で開催されたイベント。各部の終了後には「物販」タイムが設けられており「金を出せば好きなメンバーとツーショットチェキが撮れるよ!」という甘言に乗じて、ぼくも吉木さんとチェキを撮ったりして楽しみました。
で、今回の更新で書き残しておきたいのは、この1部2部ともに参加した人に特典として用意された「出演者全員との握手会」でのエピソードです。
両方参加した自分もこの握手会の列に並びました。出演者が横一列に整列し、客は1人1人と握手しながらその列をすり抜けるように出口に向かいます。終演後のお見送り握手会、みたいなことです。
この日、吉木さんとは物販チェキタイムで既にいろいろ会話しているため、最後の握手会は本当にひとこと挨拶するくらいでさっさと帰ろうと思っていました。
ところが、このあとまさかの出来事が……!(やなあおり)
列に並び、吉木さんの前に立って握手します。
気楽に声をかけてみたところ……。
ぼく あ、吉木さん、また今度……
「○○さん」というのはぼくの本名です。
吉木さんに面と向かって、初めて名前を呼ばれました。
吉 木 り さ さ ん に 名 前 を 覚 え ら れ て い た ! !
今までの握手会などでは、そんな様子は微塵もうかがえなかったのです。
野暮で申し訳ないんですが、つい反射的に確認してしまいました。
ぼく ……ん? 名前覚えてもらってないと思ってたんですけど、覚えてる……?
我が子に初めて「パパ」って呼ばれるときの父親の気持ちってこんな感じなのでは……?
と妄想してしまうくらい嬉しい。
イベントとかで吉木さんとは20回くらい会ってるんです。会ってはいるんです。でも、ぼくが超絶引っ込み思案すぎるため、自分から「こういう名前の者です。覚えてね」と名乗ったことは一度もない。
「好きなアイドルさんに名前を覚えてもらうようなことさえもないまま死んでいくのだろうなぁ……」くらいの気持ちでいました。
そんな状態でも、覚えていてくれた。
この日吉木さんは、いわゆる高速ベルトコンベア的なお見送り握手会という一瞬の隙を縫うようにして、わざわざ能動的に呼びかけてくれた。記憶の奥底からたぐり寄せるように思い出すんじゃなくて、たぶん頭の引き出しのすぐ取り出しやすいところにぼくの名前は入ってる。
またこの数日後に「劇団サンバ・カーニバル」(FM-FUJI)放送終了後に現場で会話させてもらったときも、やはり同じように「○○さん!」と名前を呼んでもらっています。もう確実です。
「劇団サンバ・カーニバル」のリスナー参加コーナーにぼくは先々週、電話出演をしてしまっていて、そのとき間接的に名乗っているのが功を奏しているのではないか、という気がしないでもありません。
ともかく、アイドルさんに面と向かって名前を呼ばれたのは、これが生まれて初めてのことでした。
9月27日に吉木りささん通算3枚目のDVD「セキララ*彼女2」が発売されるのですが、それに先だってYouTubeに予告編動画がアップされています。
↑こんな人に個別認知されてると思うと、それだけで生きてて良かったな、と思います。