「第23回ハロプロ楽曲大賞'24」に今年も投票しようとしています
はてなブログで2024年上半期のハロプロを1グループずつ振り返ろうかな~と思っていたら、なんとタイムリープしてもう年末になっていました。早い! 年末恒例「ハロプロ楽曲大賞」の季節ですね! まだ投票受付期間はもう少し先ですが、いま一瞬ポッカリ時間が空いてるので今年の投票候補を大ざっぱにさらって行きたいと思います。
先に行っておくと今年の個人的なハロプロ楽曲大賞は
小片リサ「映画の趣味が合うだけ」です!
ここから先、アーティストごとにめぼしい楽曲をあげていきます。タイトル付近に★をつけた曲に投票するような気がします。
【モーニング娘。'24】
いきなりですが個人的に該当作なしです。
それはそうと最近「THE FIRST TAKE」に登場して「恋愛レボリューション21」やってて素敵ですね。楽曲大賞ではYouTube部門に入るのかな。
【アンジュルム】
RED LINE
いやあ、かっこいいですよね。
★うわさのナルシー
オシャレ。リゾート気分。ミュージックビデオはかみこリーダーの印象もありつつ、川名凜ちゃん、ケロのイメージです。
初恋、花冷え / 悠々閑々 gonna be alright!!
最新の強いシングル2曲。かみこリーダー体制、そしてサブリーダーのかわむー卒業間近。かみこのリーダー就任を新鮮に感じていたら、まもなくれらぴが2番手という時代に。
【Juice=Juice】
★トウキョウ・ブラー
FM FUJI「井上玲音のMusic Letters」で音源がさらっと初公開された気がします。ライブでは同じシングルに収録されてる「ナイモノラブ」が「ひなフェス」で披露されて、今では「ナイモノラブ」がコール込みで盛り上がってますが(11月の武道館で久々に見たらコールが進化しててびっくり)、「ひとそれ」や昨年の「プライド・ブライト」的な爆発力はないものの「トウキョウ・ブラー」はアーバンな世界観でよいです。
Juiceに関しては段原リーダー新体制のもとメンバーではおみふが着実に成長してる。全体的な底上げが止まらない。あとはアイドル力の高いりさちの回復を待つばかりです。
きそ卒コンのきそらしさ満開ワールド、リトキャメの著しい充実(全員のソロのバースデーイベントに行かざるを得ない)、ベビキャメの愛くるしさで、よい状態。
Stay free & Stay tuned / Power Flower ~今こそ一丸となれ~
どちらもライブで声出せていいです。
ベイビースパイダー / 青春エクサバイト / 鼓動OK?
トリプルA面、全部それぞれ親しんでいます。が、若干咀嚼しきれてないです。
【BEYOOOOONDS】
★灰toダイヤモンド
ひなフェスで初披露されたのが印象的。ハモリ激ムズ。イントロなどの裏拍の「ヘイ! ヘイ!」のあとに「フッフー!」が来る、この“溜め”に一筋縄ではいかない音楽性を感じます。いつもみたいにぼんやり「オイ!オイ!」コールしてると飲み込まれる。こないだの3回目の最高だった武道館公演でも「灰toダイヤモンド」が、待ってました!みたいな曲に自然になってて、曲の評価が成長してる。
★フックの法則
渋くてお茶目でファンクでとてもいい。ほのぴの落ちサビの声の音色!
WORKER讃歌
メロやアレンジや間奏の不思議なコールなどがとても好きです。
ビヨは10人になり、これまで12人で数年やってきたぶん若干のほろ苦さを感じつつ、絆はより強固に。その集大成といえる3回目のディスコ武道館は素晴らしすぎました。新メンバーオーディションを開催していてそろそろ新メンバー加入のお知らせがあるかも?という過渡期の今。次のシングル「Do-Did-Done」も武道館での初披露がカッコよかったです。
【OCHA NORMA】
宇宙規模でダイスキ宣言! / ラヴィ・ダヴィ
この2曲、本当に個人的にどっちがどっちか混同してしまう。もちろんよく聴かなくても全然違う。どっちもいい曲。
1/2 [石栗奏美、中山夏月姫、西﨑美空]
アルバムのユニット曲。笑っちゃうくらいシティポップ。「映画の趣味が合うだけ」「全部賭けてGO!!」「Ding Dong」なども作曲してる徳田光希さんの手によるもの。たまたまなのかハロプロで懐かしい感じの作品を連発しててよいです。
ちはやぶる
渾身のシングル表題曲。石栗さんセンターでかっこいい。最近のオチャはいい曲たくさん。あとは田代すみれさんの復帰待ち。
【GOODM!X】
カモン・ミックス!
シャッフルユニット、けっこう好きなメンバー。生で見た機会はひなフェスだけかも。
【小関舞】
涙のTomorrow
こういう哀愁好き。最初のうちはサビの歌詞が「キュウキュウに~」とかよく聞き取れなかったけど、失恋の曲とはいえ「kill,kill me」と険しいことを言ってました。
【小片リサ】
★★★映画の趣味が合うだけ
児玉雨子さんの作詞、最近ハロプロでいい感じの徳田光希さんの作曲、そして我らが平田祥一郎大先生のアレンジと素敵な組み合わせで2023年末のリリース以来、2024年になっても一番聴いた曲です。総合的に最高です。本当に個人的な話ですが、りさちのSTVラジオ「入江里咲のスマイルボンソワ」で流れてるのを聴いたとき、それまでぼんやりと耳に入れていた歌詞の世界がいきなりスッと頭に入り込んできて、覚醒しまして、この曲の主人公はなんて意地っ張りで素直じゃないのか!と。たぶん相手のことは好きなのにストレートに好きとは言わない。会う理由も「映画の趣味が合うだけ」だから。ツンデレというかツンツンツンでデレの部分すらままならない。それでも隠した感情は伝ってくる。におわせてくる。「私の目見てくれない」と嘆くのは、「私」が彼のことを見つめているから。映画を見に行ってるはずなのに! りさまる本人の一見クールだけと秘めた青い炎が燃え盛っているみたいなキャラクターと重なるスーパープレーな歌詞世界だと思います。りさまるの歌声もイメージより力強くてタフな女を自己演出しており、それがかわいげにつながっています。
この「映画の趣味が合うだけ」を含むアルバム「montage」は収録曲てんこ盛りで一度に消化できず小分けで楽しんでます。まだ味がする。スルメアルバム大賞です。リリイベ、ラジオ出演、SNSなどでの爆裂プロモーションにもりさまるの執念を感じました。
ちいさな世界
シングルでは「映画の趣味が合うだけ」の次の曲で、引きずられてよく聴きました。世界の大きな話と私の小さな話を対比させる歌詞は「でっかい宇宙に愛がある」「世界でいちばん好きな人」などあり、その2020年代版。
Happyを止めないで
中島卓偉節。ライブでちょっとした手振りを真似するのが好きです。
あかとき / Umbrella / 幻
1stオリジナルアルバムの1曲目から3曲目までスローなバラードを連発してて、このあえて感というか、肝が座っててすごい。そこでエネルギー充填してからの4曲目「映画の趣味が合うだけ」が流れ的には爆発してる。
じらして愛して for montage
2022年のシングルの1曲ですが、アルバム用にちょっと歌い方変えてる。息多め。アレンジも少しミックスが違う。繊細な聞きどころ。
パラレルファンタジア
歌詞に「魔法」「ドラゴン」などのキーワードが散りばめられてるように、りさまる的にはRPGの世界ということのようです。松たか子が歌ってるみたいです。
★ムーンナイト・シークレット
曲調や歌声がとても素敵です。歌詞はよくもわるくもヤバい。言葉を選ばずにいえばイカれてる。こんな大人になっちゃダメ。最高。
どっち for montage
シングル版のイメージをもって「montage」の収録曲としてはトリとなるアルバム版を最初聴いたとき衝撃的でした。
【SIOOM (from M-line Music)】
C\C (シンデレラ\コンプレックス) '24
2008年のシャッフルユニット・High-Kingの曲を、また時が経って別のシャッフルユニットがカバーするという、いい試みでした。めぐろパーシモンホールのMSMWでサプライズ的に披露されたのはスター感あった。
【そのほかソロ・OG・M-line】
道重さゆみ / 佐藤優樹 / 鈴木愛理 / 宮本佳林 / 稲場愛香 / Bitter & Sweet
こんなまとめるのは申し訳ないくらいの最高メンバーなんですけども。佳林ちゃんの活動はそれなりに追ってて単独ライブも舞台もたまに行くしラジオも聴いてますけど、楽曲的には個人的にはもう一押し。いろんな巡り合わせもあると思います。まなかんソロでようやっとる。
というわけで大賞は「映画の趣味が合うだけ」です。MVはデレデレ
2024年上半期のJuice=Juice
2024年上半期を振り返ろうと思ってたら8月が終わる。唯一オリメンとして在籍し続けたリーダー植村さんが6月の武道館ライブで卒業を完全にまっとうして段原さん時代に突入した。植村、段原、井上の3人ががっちり頭を固めた、80年代前半ジャイアンツの藤田監督、牧野ヘッドコーチ、王助監督以来のトロイカ体制は終えたがるるちゃんれいれいのタッグは心強いばかり。里愛&タコちゃん同期タッグも強固。サンフラワーのりさちがアイドル性抜群で最高なのだけど療養に入ってしまいさみしい状況が続いており表舞台には出てないけど、たまに更新されるSNSやほかのメンバーからの伝言では意外と元気そうでなんか段原さんが家に遊びに来たとかで顔出しも普通にしてたし、無理はしないでほしいものの休んでいてもアイドルなのがすごい。エバちゃんも歌唱力マシマシで心強い。有澤さん有能。さくらちも狂気をはらんでる気がするが真面目な気もする。りんごちゃんはスタイルが映えて目立つ。みふちゃん復活どうぞ今後も無事で。れいれいが横浜アリーナでライブやりたいみたいなキープオン上昇志向をバースデーイベントで話していたし、名古屋でのイベントでももどかしい熱い思いを伝えていたと聞く。それがいつどのタイミングで叶うかわからないけど武道館以上のキャパで映えるスケールのあるグループだと思う。
2024年上半期のBEYOOOOONDS
ちょっとの間に時代は移り変わり、BEYOOOOONDSの新メンバーオーディションも発表されたりしてる。Seasonings含めて完全にオリメンと言っていい12人時代がデビュー当初から5年は続き、その間にいっさいの加入も脱退もなくグループとして極まりきっていた。し、それもいつかは終わりが来るのだろうとは当然思っていた。とはいえ、いっちゃんの活動休止期間を経ての卒業はやっぱり重ね重ね惜しい。体調不良が原因らしいけど詳細には語られていないのでぐぬぬ…感はどうしたって残る。一方のゆはは余力十分、こちらも現時点では発表されてないけど歌手としての新たなスタートを見越しての晴れやかな卒業。もうちょっと大きい会場での卒コンがよかったですがタイミングとかいろいろあるんでしょう。ボーカルが魅力的なうえにずば抜けて面白かった鉄ヲタいっちゃんと、明言はされてなかったけど卒業タイミングを機にメンバーの口からも表に出るようになっていたグループのエース格、ゆはの卒業が痛手なわけない。それでもしおりんも平井さんも島倉さんもいて、ゆは抜けちゃったけどなお才能が渋滞してるくらい。そしてジョーカーとも言えるほのぴの存在がビヨを定義づけすぎてる。そこへオーディションを経ての新メンバー加入が確実になるのはうれしい。まだまだメンバー構成に変化はあるかもだけど(ゆは卒コンで高瀬さんも言ってたけど)、ほかと比べてどうこうじゃなく特別なグループであることに変わりはなく、特殊能力を持った新メンバーの加入で次のパフォーマンスでも驚かせてほしいです。また遊ぼうねって感じです。
最新シングルの中では「灰toダイヤモンド」「フックの法則」「WORKER讃歌」が特によく、「WORKER讃歌」は歌詞が20代すぎて飲み込めないんですけど曲が超かっこいい。
2024年上半期のモーニング娘。'24
というのを書いてから3年。ちょうど今年6月に4人の卒コンがあって、どれも感慨深いものでしたが、ともあれ夏のハロコン前に一段落つき、ふわっとしたタイミングなので、思い出したように2024年上半期が終わる時点でのハロプロはこんな感じというメモを書いときます。
ハロプロメンバーの人数を数えると、4人が卒業をしたことで2024年6月30日現在で
モーニング娘。'24:13人
アンジュルム:10人
Juice=Juice:10人
つばきファクトリー:11人
BEYOOOOONDS:10人
OCHA NORMA:10人
ロージークロニクル:9人
ハロプロ研修生:10人
となってる。10人ちょうどのグループ多い。ただ追加メンバーとか研修生の昇格とかですぐに変動しちゃうと思う。ロージークロニクルはこれまでハロプロ研修生ユニット'24として活動していたユニットに与えられた名前。メジャーデビューへまた一歩近づいたというところです。
ハロプロ25年、OGメンバーも数多おり、こちらは人数を数えるにも事務所単位とかM-Lineとかいろいろあって定義が難しいのですが、バリバリ活動している人がいて選手寿命が長い。ハロメンと研修生とOGで100人以上いる! というわけで全員に言及はできませんが気負わずにかなり個人的なことを思い出した順にメモしていきます。
モーニング娘。'24
マユリカのうなげろりんにマユリカ阪本さんの推しだという野中美希さんが出た回がその前後含めてめちゃくちゃ面白くてそこがマユリカの入り口になったし、完全に畏敬の念の対象となっていた野中さんってすごい人なんだなと阪本さん視点で思わされた。ドラえもんのモノマネもうまいし。小田さくらもフィロソフィーのダンスのライブに単体でゲストで呼ばれてありがたがってもらってる。フィロのスもライトに好きなのでハロプロとわりと距離近くていいんだよな~。
こないだ研修生発表会「リリー」を見に行ったときモーニング娘。'24がゲストで出ていて、普段からそうなのかもだけど牧野真莉愛さんが研修生魂よもう一度とばかりに長身痩躯をダイナミックに稼働させてダンスしていたのは凄まじかったです。研修生といえば山﨑愛生ちゃんなんてついこないだ実力診断テストで「Wonderful World」英語版を歌ってグローバルだねえ、まだ小さいのにすごいねえと思ってたらそれが2018年のことで6年経っており19歳になっていてマジで一瞬の出来事。北川さんもほまたんも15期はいいよなー。らいりーはできる人間すぎる印象だしSATOYAMAイベントにジーンズ姿で出てきたら近くにいた女子が「らいりー脚長っ!」って興奮してて面白かったです。
はるさんの歌とゲッターのガッツなどが愛され始めている。エスコンフィールドでのきつねダンスも秀逸でした。楽曲的にはモーニング娘。'23名義ですが「Wake-up Call~目覚めるとき~」が実力診断テストの吉田光里さんのソロ歌唱やTBSラジオ「金曜ボイスログ」での橋本慎さんのこれでもかという詳細な解説によって好きです。
ハロプロ楽曲大賞'23
に例年同様に投票しまして新宿ロフトプラスワンで12月30日に行われた結果発表イベントもたっぷり満喫しました。せっかくなので自分の投票結果とコメントをいつものようにここに貼り付けておきます。
1位 間違いじゃない 泣いたりしない / つばきファクトリー :5pts.
これは2023年随一の楽曲。すべてがいい
2位 プライド・ブライト / Juice=Juice :2pts.
Juiceの未来。Every Little Thingの「Feel My Heart」にも聞こえる
3位 アイノケダモノ / アンジュルム :1.5pts.
平田祥一郎大先生が編曲のみならず作曲も手掛けた血沸き肉踊るジャングルトラック
4位 求めよ…運命の旅人算 / BEYOOOOONDS :1pts.
旅人算など知らなかった。しおりんのホイッスルボイスに尽きる
5位 Lonely Bus / 宮本佳林 :0.5pts.
かなともは黄色い線の内側で電車通勤、佳林ちゃんは深夜バスで傷心旅行
MV部門
1位 間違いじゃない 泣いたりしない / つばきファクトリー :3.5pts.
僕は福田真琳ちゃん!
2位 プライド・ブライト / Juice=Juice :1.5pts.
終盤りさちのセルフ顎クイ
3位 アイノケダモノ / アンジュルム :1pts.
猛々しい中に意外と笑顔
YouTube部門
1位 びよのびWEBラジオ【西田汐里】6月7日配信 | BEYOOOOONDS | 西田汐里 :2pts.
20歳の誕生日を記念した掛け替えない1人しゃべりタイム
2位 ひとり旅Vlog【平井美葉】 | BEYOOOOONDS | 平井美葉 :2pts.
ほかにやってる人いない気がする現役ハロメンのVlog。在野でも人気Vloggerになれそう。後日配信のPart2「鎌倉~江ノ島編」もあわせて。また続編出してほしい。平井さんは大人。
3位 【ハロ!ステ#497】つばきファクトリー 「初恋サンライズ」「 妄想だけならフリーダム」ハロプロ研修生「やっちゃえ!GO!GO!」 ハロー!キッチン 石田亜佑美 MC:小野瑞歩&岡村美波 | ハロ!ステ | - :2pts.
25周年ライブの瞬間最大風速的にものすごいつばきファクトリーを体感できる
4位 一岡伶奈のツッコミ練習生配信! | BEYOOOOONDS | 一岡伶奈 :2pts.
いっちゃんが万物にツッコミを入れる最高に楽しい生配信。ついチャットに参加してしまった。
5位 つばきファクトリー山岸理子写真集「GR」鑑賞会 with 谷本安美 | つばきファクトリー | 山岸理子、谷本安美 :2pts.
りこりこは写真集のPRになるし、ファンは見たいものが見れてうれしいし、谷本さんも自身のブログで「他のグループの方の写真集出た時もぜひ呼んでくださると光栄です!」とウキウキだしと全員に得しかない。
推しメン部門
西田汐里 / BEYOOOOONDS
20歳。バースデーイベントでのとびっきりのプリンセス感とスマイル、ありがたい写真集「ハタチノシオリ」発売、「求めよ…運命の旅人算」のホイッスルボイス、舞台「ビヨスパイ」涙の芝居とアクションでの裏拳、「BEYOOOOONDSのラジオクエスト」での楽しいトーク。かわいい、歌うまい、ダンスは弾ける。
KANさんとおわりある人生
KANさんは僕が両親の次くらいに影響された人で、まず西暦から物事を話し始めたり、その話が回りくどくなったりするのは1991年頃からSTVラジオ「アタックヤング」や、気がつきゃ放送1000回を目前にしていた同じSTVラジオの「KANのロックボンソワ」でトークを浴び続けてきたからにほかなりません。1990年代後半にはファンクラブ「北青山イメージ開発」にも入っていました。結果的にラストとなってしまったバンドライブツアー「25歳」もKT Zepp Yokohamaに見に行ったし、2020年発売のアーティストブック「KAN in the BOOK」も2022年発売の歌詞集「きむらの和歌詞」も購入したし、「ロックボンソワ」は最近も断続的に聴いてはいるしで、熱狂的とは言えないもののそれなりに現役ファンでした。個人的な思い出や思い入れ、いっぱいあります。
なので、先週金曜の午前中に訃報を目にしてからというもの思考停止していましたし、ふつう身内の葬式があればその手続きなどの忙しさにかまけて悲しみも和らぐものですが、芸能人が亡くなったからといって特にミッションを負うわけでもないので、ただただよるべなく途方に暮れる、というやりきれない週末を過ごしていました。このとりとめのない文章を書いているのは、1997年に僕がホームページ「土踏まず」をJustNetで始めたときにKANさんのアルバム全曲レビューを書いてアップしていた名残りという意識に由来するものでもあります。そのホームページは現存していませんが、ネットの海に深く潜伏すればひょっとすると遺跡が残っているのかも。
SNSを漁っていろんな著名人やファンの方たちの追悼に片っ端から目を通すと、ミュージシャンをはじめ、とにかく多くの方々から見たKANさん像が綴られていて芸能生活35年のすごみを感じます。ラジオでも、葬儀のあとに収録したという根本要さんと馬場俊英さんのFM COCOLO「Wabi-Sabi レディオ・ショー」は、KANさんのレギュラー番組だったこともあり必聴でしたし来週からも聞きます。「ロックボンソワ」はKANさんと同じ事務所のハロー!プロジェクトメンバーやOGが今のところ代役を務めており、僕はハロプロも生きる糧なので、KANさんのラジオが聞けないことほど悲しいことはないですが、KANさんの代わりとしてはこれ以上ないみんなに担ってもらってます。
あとはひとカラに行ってKANさんの楽曲を何曲か歌うということをしていました。「50年後も」は「明日の朝もしも僕が死んでいたら君はどうする」なんて、収録アルバム「KREMLINMAN」リリースの1999年当時からとんでもない歌い出しだと思ってましたし、さすがにこんなことになってはカラオケとはいえ途中からせつなすぎて歌えなかったです。1992年のベストアルバムのタイトル曲「めずらしい人生」も歌ってみて、お父様を亡くされたときのことが描写されていたり、楽曲の終盤に「おわりある人生」とあったり、とここにも死を意識した歌詞が登場するなと痛感させられました。「おわりある人生 一番大切な事は 愛する人に愛されてるかどうかということだ」。もともと印象的な一節でしたが、またここに来て、歌詞の意味が違って聞こえてくるとは思わなかったです。
「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」に投票しました
「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」に投票したのでその投票内容を置いておきます。
これは年末恒例の「ハロプロ楽曲大賞」のスピンオフ企画。ハロー!プロジェクトのJuice=Juiceというグループが今年2023年で活動10周年なんですね。なので年末も年始も関係なくこの時期に「Juice=Juice楽曲大賞2013-2023」。たくさんの名曲があるので選ぶのも一苦労です。2023年5月13日(土)深夜に結果発表が行われます。結果などどうでもいいことです。
【楽曲部門】
1位 CHOICE & CHANCE 3.0ポイント
れいれいのボイパ投入、ラストのハイトーンの段原さんからタコちゃんへの継承といった変化で魅力が更新され続けている。
2位 Borderline 2.5ポイント
平田祥一郎大先生のアレンジがとにかくめちゃくちゃカッコいい。いつ聞いてもお得感がある。
3位 禁断少女 2.0ポイント
メンバーチェンジなどでグループの編成が変わるたび、後半のソロつなぎが誰になるのかとても興味深い。
4位 イジワルしないで 抱きしめてよ 1.5ポイント
独特な雰囲気がある。それが集約されてるのがローズクオーツ。
5位 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの? 1.0ポイント
天に授かった曲。入ってなきゃおかしい。
そのほか「私が言う前に抱きしめなきゃね」「ロマンスの途中」「Fiesta! Fiesta!」「Vivid Midnight」「好きって言ってよ」「生まれたてのBaby Love」「愛のダイビング」「Magic of Love (J=J 2015 Ver.)」「TOKYOグライダー」「銀色のテレパシー」「Mon Amour」「ノクチルカ」「雨の中の口笛」「プラトニック・プラネット (Ultimate Juice Ver.)」などの曲が好きです。まだまだいい曲はあるので、もうどうとでもしてください。
【MV部門】
1位 プラスティック・ラブ 3.0ポイント
www.youtube.com夜と雨と見慣れた都市とノスタルジー。どんよりしててクセになる。
2位 DOWN TOWN 2.0ポイント
youtu.be衣装がカッコいい。このれいれいは好きだろう。
3位 黄色い線の内側で並んでお待ちください / 金澤朋子 1.0ポイント
暮らしに寄り添う金澤朋子。
【推しメン部門】
これは投票コメントには書いてないことですが、こないだ春ツアーを座間で見たら、ほとんどれいれいが歌ってた(気がする)。スーパー中心メンバーになってる。