アンジュルム日本武道館公演の率直な感想

アンジュルム日本武道館公演アンジュルム 2025 autumn 『Keep Your Smile!』 final」に行ってきました。このはてなブログでは更新もせず押し黙っていて恐縮ですが、特にこれといった理由もなく長々と感想を書いてみます。Xに「最高でした!」ってシンプルに書きたいところなんですけど、たしかに魅力的なメンバーが個々の能力を最大限に発揮していてとても素晴らしいライブではあったものの、どう見てもいろんな意味で通過点というか、発展途上というか、複雑だったので、もうここに書いちゃう。


今回のツアーはすでに2回、新宿ReNYというライブハウスで見てます。なのでおおよその感じはつかめている。そしてそのファイナルとなったのが(まだ振替公演みたいなのも残ってはいますが)、今年かみこリーダー、上國料萌衣さんが卒業してから初めての大箱となる武道館公演でした。新リーダーに伊勢鈴蘭さん、れらぴが就任し、新メンバー長野桃羽さん、もっちを迎えてのいわゆる新体制初陣です。

れらぴとサブリーダー為永さんだけ20代で、あとのメンバー7人は10代。「アンジュルム」という看板は先輩メンバーがじっくり育ててきて揺るがないものの、現時点でハロプロ内グループの平均年齢でいえば、なんと新グループ・ロージークロニクルの次に若い。今の9人で武道館を背負うプレッシャーはこれまでと比べて相当あったんじゃなかろうか、というのは完全に憶測ですが思ってしまうし、実際それはラストのMCでメンバーが言ってたことや涙からも伝わってくる気がしています。

れらぴリーダーの煽り声もうわずっちゃうような大変な気合い、背負いっぷり、パフォーマンスの華やかさ、頼もしさは輝かしいばかり。もっちもツアー中に痛感させられましたが15歳とは思えないスキルフルさで心強くチームの核になりそうな予感さえあります。ただ声は非常にアイドルでスマイレージ風味。そんなわけでもっちに寄せたのか、武道館のセットリストはかなりスマイレージ寄りでした。というかツアーから新たにスマイレージブロックが追加された。

新アルバム「keep your smile!」のタイトル通り、スマイレージ味が強化されるのはわかるんです。メンバーも年齢的にはフレッシュだし、イメージも当てはまる。ただ個人的には、懐かしい曲を振り返ってる感じで、今やる必要あるかな?って思っちゃいました。ちょっと尺が長かった気もする。全然これまでのアンジュルムのライブでもスマイレージ楽曲はやっているし、今回の構成を喜んでる人はいっぱいいるとは思いますけど、うーんどうなんでしょう。

とはいえ新アルバムの収録曲ももちろん織り交ぜられて、「プリズンブレイカー」がアンコールで初披露されて沸きましたし、バラードの新曲「右ななめ後ろから」も丁寧に謳われていて叙情的で非常によかった。ツアーで発表済の「FAST PASS」「トラブルメーカー」もかっこいい。ということでまとめると、唐突なスマイレージブロックが今ひとつピンと来なかったな、という、あくまで個人的な、率直な感想でした。次のツアーではもちろんガラッと変わるから、一夜限りのことなんですけどね。

「プリズンブレイカー」! 日曜のライブ映像が編集されて火曜にアップされてるスピード感が最近心地いいハロプロです。

かみこはエースでリーダーにまでなったし僕も大好きなので、そういった先輩たちが抜けた穴は人数的にも求心力的にもまだあまり埋まってない気がするけど、それでも少しずつ形を変え続けて進化していってる。涙を誘うスピーチができる為永さん、アンジュルムの頭脳・わかにゃ、知将・ケロの三色団子も頼もしい。今はまだ完成形じゃないだけだし、その余白の期待値こそがアイドルの魅力だとも思います。センターステージには「keep your smile!」とのメッセージが記されていた。世知辛い世の中、とかく笑顔を失いがちですが(いかにもな書きぶり)、せめて次のアンジュルムの単独ライブまでには笑顔をキープしておきたいと思います。

ちなみに僕は成長著しくスター性抜群でかみこの継承を明言しているシン・おはガール、はななこと後藤花さんの圧倒的なスマイルをこれからも見届けたいと思ってます。