ハロプロ楽曲大賞'22選考過程メモ

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第21回ハロプロ楽曲大賞'22に投票しまして、その選考ってほど大げさなものじゃないですが、いろいろメモってあったのでせっかくなので形を整えて載せておきます。

まずモーニング娘。'22。というか名義は'21時代の「Teenage Solution」、自分のベスト5には入らなかったけどつんく♂さん発の普通に全然いい曲だと思う。すんなり聞ける。あと「ひなフェス」で初めて聞いた「Chu Chu Chu 僕らの未来」は切り傷のような笛の音が妙に刺さります。

アンジュルム。「愛・魔性 / ハデにやっちゃいな! / 愛すべきべき Human Life」のトリプルA面シングル、どれも同じくらい上位。迷いすぎてベスト5に選べなかった。「ハデにやっちゃいな!」は、ハデにやっちゃいな!と言うわりには、アレンジに使われている音の数がだいぶ絞られていてハデな装飾がなく、ストイックとさえ思う。ストリングスなのかよくわからないキリキリした音が鳴ってるのが「THEマンパワー!!!」に通じる。ラスト付近にあえてリズムを崩して音もダンスも全部モゴモゴするのは変態。

10月リリースの「悔しいわ」はもう少し好きになる機会があればよかったです。アンジュルムの武道館ライブは2回とも行けたけど申し込んだホールツアー10公演全部落選して悔しいわ! 「Piece of Peace ~しあわせのパズル~」はタケちゃんのフェイクがレコーディング映像ですごいです。

Juice=Juice。「プラスティック・ラブ / Familia / Future Smile」のトリプルA面は「プラスティック・ラブ」のカバーが物悲しくて好き。11月発売の「全部賭けてGO! / イニミニマニモ~恋のライバル宣言~」も、好きになる時間が足りなかった。「イニミニマニモ」はアップアップガールズ(2)の出囃子すぎると思うんですがどうでしょう。アルバム「terzo」は本当にいい曲揃い。ラテン歌謡曲「Mon Amour」(植村あかり稲場愛香段原瑠々井上玲音)が一番よいのではないか。若手組による「雨の中の口笛」もかわいさ静けさが独特。「ノクチルカ」は東京女子流

つばきファクトリーはしいて挙げると「アドレナリン・ダメ」だけど、ちょっと惜しかった。魅力的な新メンバー……とも言えない時期になってきた4人の2023年の動向が引き続き楽しみです。

BEYOOOOONDS。「英雄 ~笑って! ショパン先輩~」は感動的。「Hey! ビヨンダ」はニュー・ジャック・スウィング。ヒャダインによる「虎視タンタ・ターン」もひなフェスで初めて見てしおりんやゆはの歌に驚きました。ライブを立って見られないなどの制約の多さを逆手に取ってカスタネットを持ち込ませた「涙のカスタネット」、感動的な「オンリーロンリー」、CHICA#TETSUのやっぱりかわいい「待ち合わせはJR梅田駅で」、どこか℃-uteの「夢幻クライマックス」っぽい雨ノ森 川海「循環」。2ndアルバムは名曲続々。SeasoningS加入以来、ここまで一切メンバーチェンジがなくやってきたBEYOOOOONDSの軌跡は尊い

OCHA NORMAはデビュー曲「恋のクラウチングスタート」がドラマの主題歌にもなり強烈でした。「お祭りデビューだぜ!」はフェスでよく聞いた。あと「素肌は熱帯夜」かも。

ハロプロ現役以外にも宮本佳林ちゃん、小片リサさんといったM-lineメンバーが精力的に活動してて、2人ともフルアルバムも出ていて曲を選びきれません! 優柔不断!

優柔不断といえば佳林ちゃんの「優柔不断だね、Guilty」はフルコーラスじゃない段階で音源リリース前に曲の全貌や歌詞でなんて歌ってるか気になって繰り返し見た。「恋は妄想 切望する」の部分、「絶望する」って歌ってるかもと思ったけど違いました。舞台を見に行っておらず申し訳ないけどその舞台の主題歌「ハウリング」は耳に残る。「なんてったってI Love You」もかなり明るい。

小片リサさんの1stEPは「どっち」「Kitty」がかなり好き。「じらして愛して」もよく、もう少し聞き込みたい。小片さんはカバーもあって「真夜中のドア ~stay with me」「雨音はショパンの調べ」「愛が止まらない ~Turn it Into Love~ with 譜久村聖」「ルビーの指環」がいい。2022年の後半、月2回は小片さん現場に行った。遠くのアンジュルムより近くの小片さんということになりました。