「ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.2」の販促に乗る

2月15日にナイナイラジオの番組本第二弾「ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.2」(ワニブックス)が発売されます。

正式名称は「ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.2 お台場激闘史 00-04年 永久保存版大年表 湾岸スキーヤー編」。これでもかとタイトルにゴタゴタ乗っけてます。それだけボリューム的に充実した番組本です。

昨年9月に発売されたvol.1が、おそらく出版元やナイナイが見込んでいた以上の大ヒット。十何万部売れたとか言われます。もっとかも。で、それを受けたvol.2は、ますます売り出しに血まなこになっているはず。

今回の更新はその勢いに乗じただけの、ただの販促です。


無責任に買え買えと申し上げるわけではありません。

「vol.1」はぼくも購入しています。一種のバイブルとして上京の際にも携えており、今でも枕頭に置いてあります。

vol.1のテーマは「スキャンダル事件史」。今にして思い返せば、ある種の「スキャンダル」にまみれた芸人人生を送ってきたナイナイのふたり。そのスキャンダルを年表としてまとめたものを基本線に、数々のコラムやインタビュー、対談が掲載されていたのがドキドキの第一作です。

基本的には「番組本」なので、ナイナイのラジオに興味のある人であれば確実に楽しめる、そうでない人はそれなりに…という縛りこそあります。しかし文句なしにクオリティ高いです。

なにより最大の売りの「年表」が、これいい意味で非・教科書的。ぜんぶの記述がリアルタイム性を重視したもので、当時の空気が伝わってくるようなんですが、どれもこれもしょーもない小ネタばかりなんです。はずさない。歴史の闇に葬り去られそうな話題ばかりが、ぎっしり濃密に詰まっています。

今回たとえ「スキャンダル事件史」から「お台場激闘史 湾岸スキーヤー編」に名前を変えたとしても、その内容の密度は変わらないことでしょう。

では、なぜ今回のタイトルが「湾岸スキーヤー編」なのか?

そのあたりの由来も含めて、14日放送のナイナイANNで「vol.2」の内容が詳細に語られていました。


岡村 まずは、タイトルから発表させていただきたいと思います。


ナインティナインのオールナイトニッ本 お台場激闘史 湾岸スキーヤー編」


(BGM「湾岸スキーヤー」少年隊)
岡村 というのもオールナイトニッポン、実はお台場(当時ニッポン放送の所在地)のほうでやっておりましたので、そのときのことが大半になっておりますので「お台場激闘史」。ま、(お台場が)湾岸ですから、湾岸いうたら「湾岸スキーヤー」しかないので、湾岸スキーヤーというふうにさしていただいたんですけども
矢部 すごいですね、5年間
岡村 2000年から2004年までなんですけれども。
(中略)
えー、いろいろと内容も濃いめになっております。


まず今回は「ワルベ」さんこと鶴瓶師匠との対談も入っておりまして


矢部 そうなんですよ
岡村 まー、これもすごかったですけども。うちのラジオに出て頂いて伝説を残していった鶴瓶師匠(2003年12月18日OA)ですけれども。その「真相」が明らかになるとかならないとか。ヘビーリスナーの人なら何が起きたのか、だいたいわかってると思うんですけど。今回(の対談)もほんまにもう…
矢部 びっくりしますよね
岡村 そうですね、ケンカでしたね
矢部 やー、ほんまケンカですよ
岡村 最後は「えっ!?」っていう終わり方でしたけれども。ケンカ別れみたいになっております
矢部 それからお会いしてない
岡村 それからお会いしてないのでね、どうなってるのかは、ちょっとわからないですけれども。


それ以外にも岡村隆史一日工場長! オールナイトニッ本ができるまで!」


これはもう前回vol.1のほうで(印刷工場に)たいへんお世話になったもんですから、かといってその「本出来る」いうたかてどう出来るのかわかりませんので。こうやって「ナインティナインのオールナイトニッ本」が出来てるんだ、というのをみんなにわかっていただこう、ということで、工場見学に行ってきました。「一日工場長」として。すごかったですよ!
矢部 苦労がわかりますよね。それは目で見ないとね
岡村 むやみにね、「本がいっぱいになってきたから捨てる」なんてことは、もってのほかですよ
矢部 それはほんとに思うかもね
岡村 ぜひみなさんね、保存していただきたいな、というふうに思ってますけれども。


それから矢部浩之さんの「新連載」もスタートしました


矢部 ありがとうございます。スタートしましたw
岡村 本来なら「別冊」でいきたかったんですけども、それも怖いということで、中にぶちこませていただいたんですけども
矢部 怖いことだらけですよね
岡村 これは買って中を見てからのおたのしみということにさしていただきます
矢部 好きな方はハマるんじゃないでしょうか。愉しみにしといてください


岡村 そして「リスナーひろば〜ビーンとこけし〜」。カラーページも入ってきておりますんで
矢部 見やすくなってるね
岡村 それから「列島縦断!ハガキ職人を追え!!」。前回はあのー、なんてろ、って人でしたけれども
矢部 「豚汁(師匠)」(有名ハガキ職人)ねw
岡村 今回あたらしくハガキ職人
矢部 こういうのもヘビーリスナーたまらんよね。「何してんのや今?」っていう
岡村 今回そしておたのしみ企画。「ヘビーリスナーならわかるかな?クロスワードパズル」がついてるということで。「これヘビーリスナーじゃないとなかなか解けないぞ」っていう。ま、一見さんお断りのクロスワードパズル、っていうふうになっております
矢部 解けたらほんとにすごいリスナーですよ。本当に聞いてくれてるんだなっていう
岡村 完成、わかる人が何人わかるんだっていう。できないかも知れないんです。それくらいの完成度になってますから。


そしてなんと今回もCD2枚組


1枚目は「97年から99年まで3年間のベストトーク」。ベストトーク言いながらもどういうトークかわかりませんけれども。
(中略)
2枚目は「特別語りおろしCD」。あらためて録ったと。振り返ってあんなんだったこんなんだった、ということでございますけれども。今回もCDのギリギリのところまでミゾ掘りますよ、って。ギリギリのところまで
矢部 いっぱいいっぱい入りよるんよね
岡村 もちろん一日工場長のときもCDが出来るまでっていうのも学んできましたからね。もうほんまにギリギリのところまでやんねん
矢部 「やんねん」w


岡村 さぁ、こんなに
矢部 盛りだくさん。第2号
岡村 「お値段」のほう発表させてもらっていいですか?
矢部 わかりましたお願いします


(ドラムロール)


岡村 1000円!


(ファンファーレ&拍手)


矢部 ほんとですか?
岡村 ほんとです! これはもう、あちこち各部署から「1000円ではムリだ」と「割に合わない」という言葉が飛び交いましたですけれども
矢部 そらそうですよ
岡村 ですが岡村「そこはダメだ」と。「1000円で行くんだ」と。いうことで、ここはもう強行突破。ま、2,3発殴られましたですけども、お偉いさんからは。それでも俺はうんと首を縦に振らなかったという逸話を残してますけれども
矢部 初めて聞きましたけれども。「2,3発なら我慢したる」と
岡村 「もうそんなのかかってこい」と。1000円だ、ということで1000円にさせていただきました!
矢部 これは本当に安いと思います
岡村 これはホンマに安すぎると思います。タダ働きだと思います。それぐらいなんで買ってくださいお願いします


矢部 発売日ですね大事なのが。教えてください
岡村 わかりました。発売日はなんと2月15日月曜日


(ファンファーレ&拍手)


岡村 これは良い日ですよ発売日。覚え方としては「本屋に(2)行こう(15)」
矢部 ニーイチゴーね
岡村 「本買いに(2)行こう(15)」…わかりにくいです?
矢部 気づきました?
岡村 2月15日。覚えれるでしょ?別に
矢部 バレンタインの次の日や
岡村 で、覚えてください


ってことで、amazonからお買い求め頂ければ、みんな嬉しい。ぜひどうぞどうぞ。