タモリが真冬の海に落っこちた話

9 日放送「笑っていいとも増刊号」。

テレフォンショッキングにナインティナイン岡村隆史が出演した日の CM 中に「タモリが真冬の海に落っこちた話」が展開されたそうで、そのトークが岡村のお望みどおり増刊号でオンエアされました。

「死ぬかと思った」は笑い話としては鉄板ですね。

岡村「あのタモさんの『海に落ちて死にかけた話』しなくていいんですか」
タモリ「いいよ(笑 なんでそれを」
岡村「タモさん死にかけてはるんですよ。船から落ちて。コントみたいにね」
タモリ「そうそう。なんでその話をちゃんとしなきゃいけないんだ。気に入ってるの?」
岡村「あの話、好きなんですよ。冬場に海に落ちて、コート着てね」
タモリ「スーツ着て」
岡村「スーツ着て」
タモリ「コート着て海に落っこった。『正式な海の落っこち方』」
岡村「危なかったですよねホンマに」
タモリ「すごいよー。コート着てスーツ着て海に落っこちたらね。下から誰かが引っ張ってるみたい」
岡村「服が水吸うとね。で、靴もすごい重たいですもんね。ホンマに死ぬと思いはったんですよね」
タモリ「死ぬと思ったね。月が綺麗な夜でねー。2 月の末で。すごい月が綺麗なんです」
岡村「それがだからアレですよね、防波堤みたいな岸壁のところに手をかけて」
タモリ「そう、ウチの若いのがちっちゃなボートで、こうやって(ロープを)結んでなかったんですよ。それでオレ酔っぱらってるから、普通ならこうやって(軽快に)飛び乗るんだけれども、酔っぱらってるから危ないと思って、こうやって(岸壁に手をかけながらおそるおそる)乗ったの。そしたら、だんだんこうなるでしょ(足を乗せたボートだけが岸壁から徐々に離れていく不可抗力な状況を再現)」
アルタ客「(笑&拍手)」
岡村「ほらー。このはなし絶対ウケますやんか! オンエアでしたらよかったー。増刊号よろしくお願いします」
アルタ客「(拍手)」
岡村「そのまま(落下)ですもんね」
タモリ「そのまま」
岡村「タモリさんの『腹打ち』なんて滅多に見れないですよ。バーン落ちたんですから」
タモリ「すごい姿勢よく真っ直ぐなってるの」
岡村「パッシャーンってね」
タモリ「こう、ボートのところに足をかけてまっすぐ…」

このタイミングで CM が明けて、ボディランゲージで立ち話をしていた小さいおっさん二人は、慌ててまじめに元の座り位置へと戻るのでした。