タモリがいないと「そうですね!」はどうなるのか

タモリが「笑っていいとも!」を休んでいた一週間、「テレフォンショッキング」でタモリとお客さんとの間でおこなわれる「そうですね!」というやりとりは、どうなっていたのかな?

ってあたりの事柄を以下に書き起こしていきます。


※コメント欄も必見です!


・13日(月)香取慎吾の場合

香取「えー、こんにちは!」
客「こんにちはー!」
香取「一週間タモさんお休みですね」
客「そうですね!」
香取「みんなで協力してがんばりましょう」
客「そうですね!」
香取「まったく暑いね!」
客「そうですね!」
香取「前髪の調子はどうですか?」
客「そうですね!」
香取「汗でベターってなっちゃって」
客「そうですね!」
香取「もう、ぼくは短くて前髪も何もないですからね」
客「(笑)」
香取「おー、勝った〜」

※忠実にタモリ流を踏襲していました。若干の照れやためらいみたいなものはあった気がしますけど! 最後はかぶっていた帽子を取って「こち亀両さん役の髪形を見せてウケを取ってました


・14日(火)中居正広の場合

中居「こんにちは」
客「こんにちはー!」
中居「今日は比較的暑いですね」
客「そうですね!」
中居「なんか僕だとちょっと、いけるか分からないですね…」
客「そうですね!」
中居「みんな今日楽しみにしてたんですよね…」
客「そうですね!」
中居「タモさんがいなくて寂しいですね…」
客「そうですね!」
中居「タモさんがいなくてもいいかな!?」
客「いい…!」
中居「言えないよね、言えない言えない、危なーい!」
客「(笑)」
中居「今ちょっとこっち側の人『いい…!』ってなりかけたー。いなきゃダメですよ」

※ためらい感は香取より上でコント的にうつむきながらの客煽りでしたが、最後の「タモさんがいなくてもいいかな!?」と引っかけようとするくだりはさすが中居クン一流の茶目っ気だと思いました!


・15日(水)爆笑問題の場合

太田「どうですか?」
客「そうですね!」

※録画してるの消しちゃった! たしかこんなやりとりがあった気がします


・16日(木)笑福亭鶴瓶の場合

鶴瓶「友達の友達はみな友達だ!」
客「(ざわざわ…)」
鶴瓶「世界に広げよう友達の輪っ!」
客「輪っ!」
鶴瓶・客「輪っ!」
客「(拍手)」
鶴瓶「これ懐かしいやん。知ってんの?みんな」
客「知ってるー」
鶴瓶「年齢層高いねや! 今の『知らん』いう子は?」
客「(十数名が挙手)」
鶴瓶「そんなにいてない。すごいなーこれ。もうだいぶ前やでこれ。(タモリ)本人も忘れてるよ」

※意表を突いたまさかの「友達の輪」が炸裂しました。1990 年頃までやってたようですが、若い人たちにも認知度がまだまだあるようなのは、昭和のヒットギャグみたいなもんだからでしょうか?


・17日(金)関根勤の場合

関根「マラソンの双子は?」
客「“宗”ですね!」

※これも録画し忘れちゃったんですけど、みごとな誘導尋問でした。宗兄弟ネタ。わかりやすいです。でもキョトンとなってるお客さんもいました


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・おまけ:24日(金)ゲストの明石家さんまの場合

タモリとのトークの一瞬の隙を突いて)
さんま「今日は雨ですね」
客「そうですね!」
さんま「僕は病気ですか?」
客「“躁”ですね!」
さんま「あ、“鬱”がないんだ」
タモリ「何やってんの?」


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さんま「天気悪いですね」
客「そうですね!」
さんま「“ファ”の次は?」
客「“ソ”ですね!」
タモリ「(トークの合間に)時間が出来たからってやるもんじゃないんだから」

※「一瞬の隙を突いてやる(しかもどうやら事前に仕込んでいる)」というお笑いに貪欲すぎる一面が顔を出しましたよ! 「躁ですね」とか「ソですね」とかいうより、そのアグレッシブさ自体がいちばんのボケと言えそうです。ただし手法としては関根勤とまったく同じでした。きっとセンスに相通ずるものがあるのですね