音楽ガッタスの「 1st GOODSAL 」を聴いて二日目。
どうにも消化不良が否めない配置であったアルバムのラスト曲は、「キスしよう」よりも、むしろ 2 曲目の「お先にすんずれい」のほうがよっぽど順当なんじゃないか、と思い始めている。
石川・紺野タッグなどではなくれっきとした「音楽ガッタス」名義での歌唱ということでラストを飾る意味での妥当性があり、お先にすんずれいなどというちょっとふざけたタイトルもすなわちは「お先に失礼」というわけでストレートに別れの挨拶と取ることが可能だ。この期に及んで脳天気な曲調というのも明るい予兆を感じさせる。
で、「お先にすんずれい」をコンバートするとなると、今度はすっかり空席になった 2 曲目にどの曲を持ってくるかがお悩みどころ。3 曲目のナイス曲「鳴り始めた恋の BELL 」がシングルリリース時よりもいっそう魅力を増すような配置を心がけたい。
限られた曲数の中でこねくりまわしていくうち、だんだんパズルみたいにこんがらがってくる。
