石川さんのヒモにすらなれない

基本的に心眼で物事を把握することの多いぼくは美勇伝にかぎらずどんなコンサートでもステージ上でのパフォーマンスや演目にまつわる諸々のことがあんまり見えていない。物理的な「目が悪い」「耳が悪い」「脳の働きが鈍い」等では解消できないような「観察力の無さ」。

なにか森羅万象に接するさいのすべての姿勢が「まず先入観から入る」というふうによくもわるくも徹底しているのが大きいかも知れない。よって先入観がよろしいような魅惑のターゲットに対しては一直線だし、悪そうなターゲットに出くわしたら、黙殺です。

考えず、自分にとって都合の良さそうものしか見ようとしない。悪癖でしょうかね。


とか、くっだらない能書きはこのへんにして、ひとつ訂正がありますのでご報告します。

石川さんの今回コンサートで着用した衣装で、ぼくが初回公演を観たかぎりでは「スポーティなボディコン風味」に見えたものがあり実際このサイトにもそんな表現で書いてはみたのですが、正解はぜんっぜん違いました。

次の公演で双眼鏡を駆使して真剣に観察してみたところ、実は「露出度の高い白衣装の上から全身を亀甲縛りでギュギュッて縛ってエッロエロ」みたいな奥深いものであったことが判明したのです。衣装じゃなくてヒモじゃん。


いや、これらの表現もいささか誇張気味というか端的に申し上げるとウソなので、詳しくは本日こっそりここに掲載している写真でも見てもらえば一発でわかるのだけれども、ともかくボディコンとか皆目見当違いだったのです。最初観たとき座席は「 8 列目」だったし見えてないはずはなかったのだけれど・・・。心眼でボディコンだと思い込んでしまったら最後、なかなか払拭できないのですね。

もしかするとぼくが中野サンプラザで夢中になって凝視していたはずの歌って踊れる笑顔がステキなあの人も、実際は石川梨華さんなどではなく若き日のあべ静江とかだったのかも知れません。