ヨネスケローリング

曲順的に M-7「クラクラ ディナータイム」について触れようと思っていた夜 11 時過ぎ、しかし連日連夜の深酒と美勇伝ヤフオク絡みの睡眠不足のせいで「水曜どうでしょう」最新作を見ながらそしてこのアルバムを聴きながら本気で脳天がクラクラしてきてぶっ倒れるんじゃないか、と懸念が拭えない窮状に追い込まれているところだが、クラクラディナータイムを聴きながら死ぬのならそれはそれで本望なんじゃないかという気がする。この楽曲はつんく♂直々に「キャワキャワ楽曲のアレンジをやるならこの人」とお墨付きをもらっている AKIRA 氏の手による編曲だけあって、初っ端からのクラップだとかハープだとか硬質で軽快なピアノだとか普遍的な AKIRA 音とでも評すべき「ニュワ〜ン ニュワ〜ン」とでもオノマトペりたいシンセだとか、そしてハロプロでは聴くことがわりと珍しいハーモニカがほんわかと彩りを添えた「乙女アキラに感動」とでもいうべき出色の仕上がりになっている。この手の AKIRA 節には他にもごっちんの「ALL MY LOVE〜22世紀」や ROMANS の「ロマン」あるいはミニモニ。「恋愛一周年」などカップリングに秀作が多いのだけれど、美勇伝のこれは他のどれよりも確実に「朗らか」な印象なのが微笑ましい。もちろん少しくらいはダークで深淵なるイメージが横たわっていてもそれはそれで味なのだが、当該楽曲の歌詞の語り部はひたすら己らのおのろけ前向きバカップルぶりを全力で露呈していて、これはすなわち空気の読めない梨華ちゃんカラーそのもの。うざいむしろ殴りたいと想いながらも気分爽快だ。( ^▽^) > ♪ほんのり赤く頬が染まったみたい とか、この顔じゃないと歌えない曲。