暴力温泉芸者

鈴木 daichi 秀行大先生の手によるM-2「カッチョイイゼ!JAPAN」の暴力的なあばれ太鼓ぶっ叩き祭ぶりに我が部屋の aiwa のミニコンポもドコスカ音割れしながらうなりをあげるze! しかし「これが美勇伝いちばんのキラーチューンってどんだけ手駒が少ないんだよ」って感じで正直いってここまでの美勇伝の 5 枚のシングル群にぼくは激しく物足りなさを覚えていたのだが、このアルバム一枚でその悪評は完全に払拭できた。美勇伝の音楽の世界は 2005 年 10 月 26 日をもって一気呵成に塗り替えられたのである。それだけアルバム曲がイイ! 特にさっそく M-3「愛〜スイートルーム」での平田祥一郎御大の相変わらずクオリティ高いピコピコ仕事ぶりはこの一年を通して平田御大がハロプロミュージックシーンを地味に下支えし続けてきたことの最たる証左に他ならず、実質的オープニングテーマ M-2 からの流れは実に秀逸だ。早くもシングル級が飛び出しました。肩の力が抜けてる感じなのがいいのだなぁ。だいぶポジション的には W の「2nd W」収録の「デコボコセブンティーン」みたいなんだけど妙に明るいし歌詞わけわかんないしステキすぎる。