吉木りささんが「笑っていいとも！」（フジテレビ系）11月17日（木）放送にゲスト出演するようで、たいへんおめでたいことです。
これが2回目の出演。1回だけだと「お試し」って部分もあるため、「2回目」お呼ばれするというのが重要なことだというのは、うっすらわかります。
初めての出演は先月10月6日のことで、これもやはり木曜日でした。いいともは曜日ごとにスタッフさんがわかれているはずなので、木曜スタッフさんにいい感じに見初められているような雰囲気が、なんとなくあります。
せっかくなので2回目の出演を前に、初出演の様子を振り返りたいと思います。
オープニングコーナーからさっそく吉木さん登場。グルメな芸能人のここぞというときに使う「勝負差し入れ」のお値段に関して近似値を当てる、というクイズに挑戦します。
タモリさんがいるのはもちろんのこと、木曜レギュラーは10月から、笑福亭鶴瓶師匠とピース。そしてこの日から新レギュラーとしてアンタッチャブル山崎さんが登場して、いきなりコーナーMCを担うことになりました。またこの日はたまたま元木曜レギュラーの南野陽子さんがゲストとして凱旋出演。吉木さん以外にも見どころはもういろいろあってたいへんです。
そんな中、このクイズ企画では、タモリさん、鶴瓶師匠、ピースを抑えて、吉木さんが3問中2問に正解！ すごい！ ここは「引き」の強さ、運も味方するところでありました。ということで、吉木さんが「勝負差し入れ」グルメの試食をすることになったわけです。
ここからが吉木さんの本領だった。
南野さんの紹介によってスタジオアルタに持ち運ばれたグルメを「いただきまーす♪」と口にする吉木さん。するとナイスリアクションや褒め文句が汲めども付きぬ泉のように湧き出してとまりません。
吉木さんは、まず愛媛の「そのまんまちりめん」を試食しました。1個365円。
じゃあ、いただきまーす♪
……んー！ おいしいー!!
“じゃこ”の香りがすっごい、こうフワッと効いて
そんなに味が濃くなくて、サッパリしてて、めちゃくちゃ美味しいです！
すばらしいと思います!!
こう流れるような、かつ感情のこもった、それとなく密度もあるレビュー。
これを聴いた鶴瓶さんが
コメントすごいやんか！ コメントクイーンや！
絶賛です。
続けて京都の「栗のテリーヌ『天』」も、吉木さんがクイズに正解したため試食。
1本10500円とかなりの高級品です。
いただきまーす！
……ーん！ おいしいー!!
1万円以上の価値がありますー！
すると、このリアクションを眺めていた南野陽子さんからは
かわいいー！
との反応。
吉木さんは日頃からめったにマイナスな感情を表に出すことのない方ではあって。
たとえば「週刊プレイボーイ」では現在、およそ隔週くらいの頻度でCDレビューを連載中。基本、物事に肯定的なスタンスを崩さず、たしかな観察眼をもとに、さまざまな音楽作品を、褒めていきます。グラビアアイドルとして誌面を華やかに飾るだけでなく、活字の方面でも十分に活躍できるだけの適性があった。
吉木さんがたまにお仕事を一緒にしているアンジャッシュ渡部さんに「ホメ渡部」の異名があるように、「ホメ吉木」じゃないですけど、何事かを全力をもってまっすぐオススメできる、という天賦の才に恵まれている印象です。今回のグルメレポートでは、その片鱗を覗かせていました。
2回目の出演で同じコーナーが行われるのかわかりませんが、また活躍してほしいものです。
ちなみにこの「いいとも」出演について、吉木さんは11月10日（木）発売の雑誌「411（ダブフォーワン）」の直筆アンケートでも「最近1番うれしかったことは？」との問いに、もうストレートに「笑っていいとも！に出させていただいたこと」と回答しています。
また11月15日（火）発売「EX大衆」の読者プレゼントコーナーでも「いいとも」秘話が、感動とともに、より詳細に語られていました。
今年は初めて「笑っていいとも！」に出させてもらったんです！
タモリさんに初めてお会いしました！
タモリさんは小さくて華奢で。
リハーサルのときに隣に座られてて「どうしよー！」と思いました。
帰り際に挨拶したら「またよろしくね」って言われてうれしかったー。
タモリさんに言われたこの「またよろしくね」が、早くも現実のものになった。
あとで観て気づいたのですが、初出演のときの放送では、オープニングの「それじゃあ、今日もそろそろ行ってもいいかな？」「いいともー！」のくだりも、エンディングの「明日もまた観てくれるかな？」「いいともー！」のくだりも、まったく放送されませんでした。
段取りがあやふやだったり、時間が足りなかったりしたせいで、タモリさんも言うタイミングを逃していた。
今度こそ吉木さんも一緒になって全力で「いいともー！」って言ってるのを見られれば最高だな、と思います。
