「splash!!Vol.3」に原稿を書きました

5月18日に「splash!!Vol.3」が発売されます。

お笑いや音楽の可能性を探究してやまない、不定期刊行でありながら地に足が着いた雑誌。前回Vol.2はブラックマヨネーズが表紙で「M-1グランプリ」を大々的に特集した号でしたが、今回Vol.3の特集は「潜在異色」。

南海キャンディーズ山里とオードリー若林という「潜在異色」ならではのタッグ「たりないふたり」が、漫才用のセンターマイク(サンパチマイクって言うんでしょうか)を挟み、抜群の表情を浮かべて表紙を飾ってます。

潜在異色」は山里や若林、アンガールズ田中、ロンドンブーツ1号2号田村亮ドランクドラゴン鈴木拓らが「自分たちのやりたいネタ」をやるために始めたお笑いライブ。

最初は80人程度の客数とひっそりした規模でしたが、いつしかその内容が評判を呼びはじめ、2010年1月からは日本テレビ系で全11回のレギュラー放送が始まったのです。


この「潜在異色」を特集した「splash!!Vol.3」に原稿を書かせてもらいました。


編集長の遠藤さんと知り合うことができ、ありがたくも原稿執筆をご用命いただいた次第です。

テレビで放送された全11回分の「潜在異色」について、各1ページづつ、扉も合わせて全12ページ、内容紹介の文章を綴っています。全部で11000文字を超えるくらいの文字数。原稿用紙換算だと25枚から30枚ほどになると思います。

それとはまた別に、伊集院光が近年立て続けにリリースしてきたDVDについても、見開き2ページでコラムを書いています。TBSラジオの「JUNK」を1996年から断続的に聞いてきたリスナーの端くれとして、最低限のことは書けました。


当サイトの更新がここ一カ月ほど最近滞りがちだったのは、この作業のため、という理由もあります。


ネット上ではこうして自分のサイトで、さんざん好き放題に文章を書いてきましたが、本格的に依頼を受けて活字メディア用の文章を書いたことは今までほとんどありませんでした。

splash!!」に自分の文章が掲載されるのは、正直めちゃくちゃ嬉しいことです。

それでもあとあと読み返してみると、文法的なアラが見つかったり、読んでてリズムが悪かったり、と反省点はたくさんあって、「これは果たして活字にするレベルに達しているのだろうか?」とどんよりした気持ちに苛まれたりもしていますが、最低限、人道を踏み外さないレベルの文章にはなっているはず、という気持ちはあります。


自分のことはともかくこの「splash!!」、企画自体が超面白いんです。

今回「潜在異色」関係のインタビュー記事だけでも

・南キャン山里×オードリー若林
サンドウィッチマン伊達×鳥居みゆき
よゐこ有野晋哉×アンガールズ田中×インパルス板倉
ドランクドラゴン鈴木
ロンドンブーツ1号2号
・オードリー春日
ロバート山本

と、レギュラーメンバーの肉声を漏らさず収めた充実の内容。特に最後の4人なんて、それぞれがピンで語っています。これもなかなか貴重な試みと言えるんじゃないでしょうか。

また、今年3月に放送終了した日テレ系「エンタの神様」の五味一男プロデューサーへのインタビューも掲載されています。伊集院光へのロングインタビューも大ボリュームで圧倒的。


繰り返しますが「splash!!Vol.3」は5月18日発売。

書店でお見かになった暁には、ぜひ一度お手元に取ってご覧になってください。もしくは当サイトからリンク貼ってあるamazonからバリバリ予約しちゃってください。

いくらか関わらせてもらっている自分が言うのもアレですが、お笑い&音楽好きには、めちゃくちゃいい本だと思います。個人的にも記念の一冊になりそうです。