岡田監督

今さらの話題かも知れないけど、岡田唯さんの「岡やん」もしくは「唯やん」というニックネームは果たして理にかなっているのだろうか。関西人のニックネームのつけかたで名前の下に「やん」がくっつくのはスタンダードなことなんだろうか?

なんか一見「やん」が「さん」とか「ちゃん」とかの代用扱いになってる気がするけど、関西人にとっての「やん」はそういうことではないはずで、島田紳助が「ええやん」「違うやん」「それって感動やん」って言うような関西弁の語尾としての用法が「やん」としては一般的と思う。

横須賀ッ子・石川さんもよく用いるような「〜じゃん」であるとか、もっとかみ砕けば「〜じゃない?」「〜じゃないですか?」あたりのセンテンスが「やん」の基本形である。

たとえば、石川さんのニックネームが「梨華ちゃん」などではなく、横須賀ッ子的な方言を元にした『梨華じゃん』だったらものすごく厭でしょう。でも「唯やん」はそれと同じことだと思う。


あ、でもよくよく類例を探してみたら、江本孟紀の「エモやん」とか金田正一の「カネやん」とか、わりと以前から普通に存在してましたね。昔のプロ野球選手の名前しかサンプルが思い浮かばないという偏りはアレですけど。

じゃあ別にいいのか唯やんでも岡やんでも。

ちなみにコンサート中はまだ自分の中で解決してなかったので、「オカダー!」って名字呼び捨てで対処しました。なんか甲子園で阪神の岡田呼んでるみたいだな、という気にもなって、未だ抜けきれぬ野球脳。しかも昭和で止まってる。