3.大阪 恋の歌

鈴木 daichi 秀行ワークスの中でもかなり許せる部類に入る数少ない一曲。

本来「レインボー 7 」に収録されている「青空が(略」は最初聴いたとき、とても爽やかなブラスの印象から鈴木は鈴木でも鈴木俊介のアレンジだと思ったのだけど、すぐにあのいつもの音色(説明不要)が聞こえてきて鈴木 daichi 秀行の作と判明し、なるほど「青空が(略」とか大きなこと言っときながら音の世界観にあまり広がりがないのはこの人事の所為であるか・・・などと乱暴な感想を抱いたものだ。

しかもその曲、爽やかブラスアレンジの担当だけは鈴木 daichi 秀行ではない別の竹上さんというアレンジャーの名前がクレジットされており二度目の納得。

その点「大阪 恋の歌」は全体から漂ってくる閉塞感や娘。たちのシリアスな歌声がいちいちたまらない。