「遠征」とか「参戦」とかなぜヲタ用語はこうも勇ましいのか

どうせ所詮はかわいい女の子たちの露出度の高い衣装で歌い踊り舞っている華々しいステージを目前にしながら嬉々として奇声をあげたり振りつけを不格好に真似てみたり「ヲタ芸」などと自称してくだらなくて気持ちの悪い動きをしたり大金つかってグッズを買い漁ったりするってだけなのに。「遠征」などおこがましい『旅行』ですよ『旅行』そんなものは。あと「参戦」じゃなくて『鑑賞』な。「参戦」とかって、おまえら勝手に"戦"に参加してる気持ちになってんじゃねーぞ。戦ってるのは彼女たちだ。


などといきなりのつっけんどんな思いつきをいくら力説してみてもおそらくまったく反応は無いでしょうからこのままフォローもせず先へと急ぎますが、ここからは読者の皆様におかれましてはますますどなたもいっさいひとかけらの興味もお持ちでないであろうこと請け合いな 6 月 11 日(土) 12 日(日)の我が『名古屋→東京 石川梨華巡礼の旅』の予定についてメモっておくことにしようと思う。自分用にも程がある。

最初に計画を立てた『札幌→名古屋→東京→名古屋→札幌 を 1 泊 2 日で』という旅程に関しては新幹線やら何やらのダイヤを参考に相当スケジュールを練ってみたのだが、どうやらさすがにこの旅を無事に完遂させるというのはあまりに無理がありすぎていて、途中、JR 山手線から新幹線の乗り換えで 8 分しか時間の余裕が無かったり、また 2 日目の東京での握手会がもしも来場者多数のために長引いたりした場合、ことによっては「握手しないまま帰還」というもう想像するだに気絶しそうな大惨事が想定されるため、ここは決断として 2 日目の予定をゆるゆるなものに変更することにした。

まず「札幌に帰るためだけに東京から名古屋に新幹線で舞い戻る」という病的にめんどくさいことは止めにして、「東京からそのまま札幌に戻る」という極めて順当な旅程をたどることにした。そのため航空チケットは買い直しを余儀なくされ、最初に買った超割チケットに関しては払い戻しの際にキャンセル料が 50% 取られるため正直バーゲン運賃のメリットなど完全に消え失せることになったが、さすがにこりゃ諦めよう。それに新幹線のチケットを追加で購入することを考えれば買いなおしの際の出費は誤差にすぎない。

これでようやく余裕のスケジューリングでもって美勇伝コン&突然日程が決まった握手会に臨むことができる。最低限の目的が達成できれば公演内容がひどかろうと新曲がパッとしなかろうとそれなりに満足だ。あとは公演のチケットを手に入れるだけ!(最重要課題) ちなみに武道館での卒コンに赴かなかったことについては未だに職場で思い出して泣くほど悔やんでいる。