2013年正月ハロコンに行った話〜ビバ!編〜

1月3日に中野サンプラザへ「Hello! Project 誕生15周年記念ライブ2013冬 〜ビバ!〜」の夜公演を観に行ってきました。いわゆる「正月ハロコン」。今回の更新ではそのことをレポみたいな感じで書いていきます。あけましておめでとうございます。
年明けの恒例行事ということで、僕も去年とか一昨年とか足を運んだような気がしないでもないのですが、これまで基本的にはずっと札幌で生活していたため、このハロコンという行事自体にはしばらくの間とんと縁がなかった。DVDとかで観たこともほとんどなかったため、ハロコンについては未だに妙に新鮮な感覚を保ち続けていて、遅れてきたルーキーといった心境です。
僕のライブを観る目は節穴ですし、トークの内容もあまりよく覚えておりませんし、この更新には資料性もなにもないのですけど、なにか1つ価値を持たせるとしたら、自分の気持ちにウソつかないです。基本的には℃-uteファン目線で見ています。


座席は15列目のどセンター。段差もあり、見晴らしは良好でした。前の席の人も、前の前の席の人も背が大きくない人で、これも運がよかった。
01.Hello!のテーマ/全員
サンバカーニバルみたいな衣装で大勢のハロプロメンバーのみなさんが登場。ステージには鈴木愛理さんもいる。
……とか思ってたら、自分の目の前に熊井ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なにかといえば、客席降臨、という演出です。ステージにも大勢のメンバーがいる一方、1階席の通路とかにもハロプロメンバーが現れて、いきなり歌ったり踊り出したりしちゃう。サプライズです。事前に把握してなかったので本当に超びっくりしました。僕が15列目で、通路が12列目と13列目の間だったので、わりと至近距離に熊井ちゃんの姿。しかも熊井ちゃんは背が飛び抜けて高くていらっしゃるので、いわゆるゼロズレって具合で目と目が合ったらミラクルぐらいの距離感で、要するに興奮しました。
この客席降臨サプライズって℃-uteの現在進行形の冬ツアーでもアンコールで行われているんですね。℃-uteでもほんとびっくりしたし、嬉しいんです。今回の熊井ちゃんも単純に嬉しかったです。1曲目からいきなり大変なことでした。
02.ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!(H.P.オールスターズ)/全員
落ち着きました。
※MC1(新年の挨拶)→オープニングのVTR→MC2
Berryz工房夏焼雅さんの、足のケガによるあんまりダンス踊れません宣言が本人からあったのと、モーニング娘。佐藤優樹さんの高熱のため出演できません報告がリーダー道重さんからありました。
ここからスマイレージ真野恵里菜℃-uteBerryz工房モーニング娘。の「モベキマス」各ユニットが2曲ずつ楽曲を披露。
03.寒いね。/スマイレージ
04.大人の途中/スマイレージ
前田憂佳さん、ゆうかりんの2011年いっぱいでのスマイレージ脱退以来、僕はゆうかりんが大好きだったというかアイドル界の至宝の1人だと思っていたので、スマイレージには虚無しか感じなかったのですけど、それでもさすがに新メンバー含めた6名できちんと活動を続けていると、明らかなレベルアップを感じる。タケちゃんの爆弾娘的な力感溢れる奔放でチャーミングな魅力というのはより増していて好きです。スマならタケちゃん。また福田花音さんのボーカルにもより磨きがかかっていたし、田村芽実さん、めいめいはまだ14歳で幼い気がするけどたしかな実力がある気がするし、和田彩花さん、あやちょは群を抜いて綺麗だし、あと「寒いね。」も綺麗なミディアムバラードというかなんというか好きな曲だしでよかったです。よかったよかった。
05.マノピアノ真野恵里菜
ハロプロ卒業しちゃうんですよ真野ちゃんマノピアノはKANさん作詞作曲の記念すべきインディーズデビューシングル。ノリノリで聴くことができました。
06.NEXT MY SELF/真野恵里菜
マノピアノとの対比で、真野ちゃんにとってハロプロ最後のシングル。
なんか泣ける……!!
卒業をこちらが無意識に意識しちゃってるのかなんなのか、正直まだ歌詞をそんなに読み込んでるわけでもないのですが、楽曲にどうも胸に押し寄せる得体のしれないなにかを感じる。最後クライマックスのほうの盛り上がりがすごい気がする。またぜひ生で聴きたい曲です。あと振りつけが適度に難しくて、でもメリハリがあってなんとなく覚えやすそうなのも超いいです。
※MC3(まこと&真野)
07.この街/℃-ute
℃-uteの2月6日発売のニューシングルが、森高千里のカバー「この街」なんですよ。しかも原曲はほどよくポップな感じなのに、℃-ute版ではバラードとしてリリースされるんだそうです。最初この話を知って、あとYouTubeで昨年12月30日のZepp Fukuokaでの単独ライブで披露したときの生配信も観たりして、率直に言うと「もう今からでも曲変えてくれないかな」という気持ちばかりでありました。間延びしてぜんぜんよくなかった。
「でもひょっとするとライブで観たら印象が一変するかも知れない……」。そんな期待を込めての、今回のハロコンでもあったわけです。
生で観たら、案の定かなりよかったです。
もちろんそりゃね、もっとアップテンポでダンサブルでそもそもオリジナル楽曲で、好みを言えばマイナー調ででもどこかに希望が詰まってて至高のつんく♂流歌謡ファンクディスコソングをリリースしてほしいなぁ、というのは大前提にあるんですけれども。
中野サンプラザ大ホールの空気をきっちり「この街」色の叙情的なものに変えていた。舞台演出も、メンバー1人ずつ、それぞれステージの四方八方から徐々に顔を覗かせるような寸劇的なところからイントロが始まって、その後はスクリーンも効果的に使われていたし、照明の雰囲気もよかったし、歌もヘタれてなかった。セリフ部分もこれはもともとみなさんお上手でほっこり聴ける。安心しました。次のお披露目も楽しみで……でもやっぱりシングルでどバラード頻発はちょっと大概にして……!!
08.悲しきヘブン/℃-ute
このライブで僕がいちばん激情に身を焦がされた瞬間です。よすぎる。前後不覚になる。ハロコンの悲しきサガで、フルコーラスじゃなかったのがもったいない。間奏では誰よりも高く飛び続けました。3曲連続この曲とかでも大丈夫です。
09.アジアンセレブレーション/Berryz工房
10.WANT!/Berryz工房
ひな壇でまいまい、萩原舞さんが1人だけ、ほかのハロプロメンバーノリノリであるにも関わらず、じーっと固まっていたのがなんだか面白かったです。
11.Help me!!/モーニング娘。
まいまいが一転めちゃくちゃノリノリだったのが面白かったです。
12.ワクテカ Take a chanceモーニング娘。
というかこれはもう言うまでもないことなんですけど、今のモーニング娘。は本当にすごい。そもそも曲がすごい。圧巻。「Help me!!」は最新シングルで「ワクテカ」はその1つ前のシングルなんですけど、どちらもハロプロ楽曲の中でも圧倒的だと思う。それは前々作の「One・Two・Three」からそうだ。ドームクラスでのライブとか対応できそうなほどのスケール感。実際メンバーのみんなも、9期10期とか若い人達が多いんですけど、ライブで場数踏みまくってて、もう目を見張る成長ぶり。フォーメーションもあっぱれですよ。そのぶん踊れすぎる鞘師ちゃんとか石田ちゃんとかが個人技を犠牲にしてるところがあるのかも知れないですけど、グループ一体となってるのは明らかで、口ぱっくりあけながら呆然と観てしまいます。
※映像企画「つん倶楽部」
つんく♂さんが司会の好評トーク企画。箸休め的なVTRです。僕が観た回は、鈴木香音さんと田村芽実さんに、つんく♂さんから5千円ずつお小遣いをあげて、安物ファッションで全身コーディネートしてきてや、みたいな内容。面白かったのですけど、内容的にはそれだけだったのでちょっと消化不良でした。
13.Rolling Days/田崎あさひ
(13は回替わり)
最近ハロプロ付近の仲間入りをした人、らしいです。キーボードを立ったまま弾きながらロックみたいな曲を歌います。けっこうよかったです。ルックス的にも細身で清楚系って感じでかわいかった。ひな壇で見ていた真野ちゃんは彼女の姿に何を思う? とか思いながら観てました。
14.キャベツ白書〜春編〜/ピーベリー
スマイレージ和田さんとモーニング娘。鞘師さんのユニット。2人ともかわいい! という感想しかなかったm9(^Д^)プギャー
15.The 摩天楼ショーモーニング娘。)/℃-ute
モーニング娘。One・Two・Three」のカップリングで、最近の楽曲の中でもとりわけつんく♂さんが昔から得意とする曲調で、フリコピもできて人気のあるダンスまっしぐらな1曲。これを僕の好きな℃-uteがそのまま歌い踊る。オリジナルのとおり、モーニング娘。が歌ったほうがスケール感は出るんですけど、それにしても目に新鮮だし、最高でした。我を忘れました。ほんと℃-uteにはこういう曲もたくさん歌ってほしい。「Bye Bye Bye!」や「ほめられ伸び子のテーマ曲」とか、それっぽい曲と並べたセットリストで豊かにぐったり消耗させてほしいです。
16.まっさらブルージーンズ℃-ute)/Berryz工房
神聖なるバージョン。サビの「ラミラミ」は清水佐紀さん、キャプテンの独り勝ちでした。
17.あなたなしでは生きていけない(Berryz工房)/モーニング娘。
(15〜17は回替わり)
ここまでの回替わりの3曲、いいシャッフルだったと思います。“ファンキーちゃん”だったな、という印象でした。
18.抱いてHOLD ON ME!/モーニング娘。+飯田&保田
(※OGゲストゾーン。回替わり)
どうやら初日に里田まいさんがゲスト出演したという、そのゲストゾーンみたいで、今回は元モーニング娘。の飯田さんと保田さんが事前予告なしに登場。ドリームモーニング娘。でも去年それなりに活動していたので、そんな意外ってことでもなかったですけど、やっぱり時代を築いた飯田さんの「ねぇ笑って」はいつ観ても楽しく、その後のトークもさすがの安定感で楽しかったです。
19.バンザイ!〜人生はめっちゃワンダッホーッ!〜/真野恵里菜スマイレージ
20.私、ちょいとカワイイ裏番長/真野恵里菜スマイレージ
※MC4(譜久村)
21.彼女になりたいっ!!!/ハロプロ研修生
僕のちょっとハロヲタを名乗りきれないところというのが、この19から21までの3曲がよくわからなかったところで、もはや℃-ute以外の動向にだいぶ疎かになってるんですね。時代に取り残されてる感がある。昨年末に行われて超盛り上がった「ハロプロ楽曲大賞2012」の発表イベントでなんとか1回は耳にすることができたので、助かりました。
MC5(書き初め)
新年の書き初めを発表するコーナー。鞘師さんが達筆なので好きです。
22.【メドレー】One・Two・ThreeFOREVER LOVE青春のセレナーデ〜ヒロインになろうか!〜ねぇ 先輩〜恋愛ハンター私の未来のだんな様会いたい 会いたい 会いたいな有頂天LOVE〜ドキドキベイビー〜ドッカ〜ン カプリッチオ〜/全員
2曲目の「FOREVER LOVE」は最新の℃-uteライブではステッキを使った特殊なプレイが披露されており、楽曲イメージが塗り替えられている真っ只中。それとはうらはらの久しぶりの爽やかな曲披露でした。あとはモーニング娘。もいい曲ばかりだし、おおむねシングル曲で盛り上がる曲ばかりが続いてよかったのではないかと思います。
※MC6(挨拶)
23.Be Alive/全員
モーニング娘。のツアーでもラストを飾ったという、非シングル曲ながらもスケールの大きな楽曲。綺麗に終わることができたと思います。最後に全員が挨拶してちょっとずつステージからはけるとき、本来ならハロプロのリーダー・道重さんがバイバイかなにかで締めくくるであろうところを、今年ハロプロ卒業を控えている真野ちゃん田中れいなが並んで2人で最後を飾っていたのが印象的でした。