キャンナイからの365日

フジテレビ系で放送されていた「キャンパスナイトフジ」。
まさかの最終回が放送されたのは、ちょうど1年前のことでした。
2010年3月19日金曜日。
あれから1年が経ちました。
金曜深夜のお祭り騒ぎ。女子大生タレントの宴。ケンドーコバヤシを座長に、オードリー、ナイツ、はんにゃ、ハライチと実力派の芸人さんがいっぱい。年明けから披露され始めたテーマソング「エロくないのにエロく聴こえる歌〜しこたまがんばれ!〜」のエロくだらない破壊力。
そしてなんといっても生放送。
放送開始からしばらくはボンヤリ静観していたものの、気がつけば虜でした。えげつない企画もたくさんあったけど、他のなにものにも代替の効かない、実にフジテレビらしい楽しい番組。
そして今、自分が吉木りささんに関してこんなことになってしまったのも、なにより吉木さんが中途加入で出演を始めたキャンナイにありました。
吉木さんが雑誌のインタビューなどで今キャンナイを振り返るときの話題は、おおよそ「番組に出始めた頃から両親に水着の仕事を許してもらえるようになった」ということと「周囲が同じ女子大生でファッションや香水についてたくさん教えてもらった」というようなこと。
最近でもキャンナイ卒業生たちとは、舞台や番組収録、あるいはTwitterなどで、ときどき旧交を温めているようです。
キャンナイ卒業生からどれだけスターが出るのかな?
というようなことを、放送当時はよく思っていました。一般人の女子大生ではなく、既にほぼ全員が事務所に所属するタレントさんではあったので、当時からキャンナイ以外でも活躍している人は多くいました。
1年が経過しました。
タレントとして売れることが、必ずしもその人の人生にとってすべてではないのですが、やはり活躍ぶりというのはいろいろと見えてきます。吉木さんは主観的にも客観的にも完全に次元が違うものとして、みんなそれぞれ頑張っていると思います。
キャンパスナイトフジって今にして思えば豪華なメンバーが揃っていたんだなぁ
……と、そうしみじみできるような未来であればいいと思います。

そして1年前の今日発売された記念碑的ムック本「キャンパスナイトフジ しこたま卒業アルバム」を、ぼくはまだ一度として読んでいないことに気づきました。
今さら取り戻せ番組愛!!