吉木りささんの2011年1月中旬を淡々と振り返る

淡々と振り返ります。

グラビアン魂」でリリー・フランキー賞を受賞

1月10日(月)に発売された「週刊SPA!」の「グラビアン魂」に、2010年度「リリー・フランキー賞」の受賞記念で吉木りささんが2度目の登場を果たしている。同連載に毎週1人ずつ登場するアイドルさんの中で、吉木さんのグラビアがリリーさんのハートを撃ち抜いた。
やや物憂げな吉木さんの写真が5ページ掲載。爽やかげな演出だった前回とは一転、どこか翳を感じさせる。
誌面に掲載されているリリーさんの寸評。

顔が激カワのうえに、超いい体してるんですよ。ウエストから腰までのラインはミリ単位で完璧です。

ミリ単位で完璧。
昨年5月、テレ朝の「ドスペ2 顔面研究バラエティ お顔学会」という特番で、吉木さんは「顔面の黄金比」という統計データから「究極の美人顔」と評されていた。
本人は謙遜するものの、吉木さんには「究極」っぽい称号が似合う。こないだリリースされたDVDのタイトルも「神降臨」。後述するイベントでも、一番最初の呼びこみのとき、お客さんから「神様ーッ!」って呼ばれていた。
それでいて吉木さんはひたすら柔和で腰が低く、誰に対してもとにかく優しい。やはりどちらに転んでも究極でしかない。
グラビアン魂」登場に伴って、特設サイトでは「デジタル写真集」も発売中。誌面には未掲載の画像が全22枚収録されている。誌面と地続きのクールな顔が並ぶ中、たまにクシャッと破顔一笑した顔には、本当にホッとさせられる。
http://spa.fusosha.co.jp/spa0009/gravure00013557.php
そのほかこの1月10日には「週刊アサヒ芸能」「CIRCUS MAX」にも登場。コンビニ売りの雑誌グラビアを手にとれば吉木さんに行き着く状態。
週刊アサヒ芸能」のグラビアで、吉木さんがカメラに背中を向けてうねうね横たわっている写真には、

猛烈に主張する尻。それが彼女の本性。

とのいろいろ剥き出しなコピーが添えられていた。

「ゴッドタン」でメガネ白衣。公開セクハラを受ける

1月12日(水)深夜放送のテレビ東京系「ゴッドタン」。この恒例企画「ヒドイ女サミット」に吉木りささんが出演した。おぎやはぎ小木、劇団ひとり、そしてゲストの南海キャンディーズ山里、平成ノブシコブシ吉村の4人で「女性にこんなひどい目に遭わされた」とドイヒーなエピソードを語っていく。
言うまでもなく日本で一番くだらなくて笑える番組は「ゴッドタン」で、吉木さんも過去「キレ女塾」「おっぱい見せて」などの企画で活躍してきた。今回3度目の究極のかけ合わせ。楽しみ以外の何物でもなかった。
おぎやはぎ矢作、松丸友紀アナと並んで白衣&メガネ姿に身を包んだ吉木さん。その目や耳に飛び込んでくるのは芸人たちが繰り出すド下ネタの数々。ラジオで共演していた劇団ひとりも手抜かりなく、南キャン山里も吉木さんをスタジオ内で変態的に追いかけ回したりと下衆の極み。ノブコブ吉村はコンパ芸と称して下半身を剥き出しにした。
テレビの向こうの吉木さんは微妙な表情をしていた。あまりにドイヒーな下ネタに全面的に乗っかるわけでもなく、かといって「何もわかりません」でもない。ひたすら深みを感じさせるたたずまい。
テレビは治外法権で、セクハラも別にセクハラじゃない。吉木さん、大の大人でもちろんすべてを知悉している。でも、なにかとても腑に落ちなかったのは、ひとえにぼくの吉木さんガチ好き度がネクストレベルに突入しているせいでしかない。「エグい単語を吉木さんのお耳に入れたくない!」という、重症。
とはいえ実際見ていてゲラゲラ笑ったことは笑ったし、もっと単純にひどい番組だったら、さらに暴力的な結果が待ち受けていたような気がする。もしも山里のポジションに江頭2:50がいれば、なんかもう吉木さんに抱きついてほっぺにチューくらいしていたのではないか。
山里なりの大人の分別と、吉木さんの可憐な存在感が、ともすれば行き過ぎてしまう悪ノリにブレーキをかけていた。

Ustream番組「ヒラメキTV」に出演開始

1月14日(金)から配信されているエレキコミック今立MCのUstream新番組「ヒラメキTV」。この番組に吉木さんも進行役で出演している。
http://www.konami.jp/gs/game/hirameki/
言ってしまえばコナミニンテンドーDS用ソフト「ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート」の大がかりな宣伝番組。期間限定なのだろう。番組内でもこのゲームを使って、今立と吉木さん、そしてゲストの人が、視聴者とともに謎解きクイズに挑戦している。
生配信ならではの臨場感や一体感はかけがえのないものだ。今立さんのトークも意外と気が利いていて面白い。なにより吉木さんの自然なテンションの高さは見ているだけでほっこりする。
ぼくがTwitterを通じて番組に投稿したコメントを吉木さんに拾ってもらったりもした。初めてハンドルネームで呼んでもらって、こそばゆい気持ち。

「神降臨-セキララ*彼女番外篇-」イベント

1月15日(土)にソフマップ秋葉原アミューズメント館で行われた吉木さんのイベント。2回まわしで両方参加してきた。
最前列のまったく同じ席で、2回合わせて約3時間半、吉木さんを至近距離でじーっと見ていた。いくら顔を眺めても、声を聴いていても、まったく飽きない。凄すぎる。だいぶ麻痺しているとも言える。
途中、明らかに吉木さんがこちらに視線を送っていると気づくことが何度かあった。そういう瞬間は、逆に照れくさくてつい視線をそらしてしまう。もったいないし申し訳ないと思う。吉木さんの眼力に畏怖を覚えることが、たまにある。
イベントは2回とも、DVDの内容にまつわるトーク、プチ撮影会、握手会、ツーショット撮影会、サイン会というような流れ。吉木さんの接客応対は贔屓目を抜きにしても完璧だった。ひとときも笑顔を絶やさずファンと対面。物腰は柔らかく、ノリがいい。
いま吉木さんのDVDがヒットしてるとか売れてるとかよく聞くけど、実売数みたいなものは見えてこなかった。そんな中、イベント司会の村山ひとし(元浅井企画のLA.おかき)がイベントの最中、こんなことを言っていた。

今の時代、イメージDVDって2000枚も売れればヒットなんだけど、吉木さんのはそれを遥かに超えている。

本当に売れているのだ。
吉木さんは「実感がない」とやはり謙遜するし、イベント最前列にはぼくのような「お前いつもいるな」的なファンが相変わらず顔を揃えている。今ひとつ変化は見えにくいのかも知れない。
眼に見えないところで、吉木さんファンの輪は急速に膨張している、ということだろう。

今後は写真集が2冊別々に発売されるのだそう。タイトルは「セキララ」と「千年ロマンス」(いずれも表記不明)。「千年ロマンス」のほうはDVD付き。「いまが時期」とばかりに怒涛の吉木さん攻勢が続く。懐具合的な意味での嬉しい悲鳴がとまらない。

「セキララ*彼女3」まもなく発売

そして吉木さんDVDの最終兵器「セキララ*彼女3」が1月27日に発売される。
「セキララ*彼女」「セキララ*彼女2」「神降臨-セキララ*彼女 番外篇-」に続く最新作。前作「神降臨」からのスパンはなんと1カ月とかなりの短さ。とてつもなくありがたく、恐ろしい。
「セキララ3」の予告編は「神降臨」に収録されている。撮り溜められた吉木さんの映像が一挙放出されるとのこと。収録時間は160分超え。DVDは2層式。それでいてお値段は据え置きの3990円と太っ腹な価格設定だ。
amazonでもDMMでも、売り上げランキングがアイドルイメージDVDの範疇を抜け出している。dmmの「月間DVDランキング」(http://www.dmm.com/mono/dvd/-/ranking/=/term=monthly/)では、なんか嵐の作品と肩を並べていた。

吉木りさ DVD『セキララ*彼女 3』
晋遊舎 (2011-01-27)
売り上げランキング: 39

「セキララ3」のジャケット写真は、一見ただの超美人。しかしよく見ると上半身の衣装は実はスケスケ……!! という助平な仕上がり。
裏ジャケにはこんなコピーが記されている。

人気絶頂の吉木りさが魅せる! 過去最高! 最大にして最後の限界露出!!

やはり吉木さんには「究極」な感じがよく似合う。