「美勇伝説」人形劇の作者は飯田ヒロシだった

既出だったらゴメンですけど、数々の公演が催されてきたコンサートツアー「美勇伝説」のなかでハロプロとしてはめずらしく各ツアーごとにもれなく笑えた幕間 VTR の人形劇コーナー「美勇伝劇場」は、その妙なクオリティの高さに反して、これまで「作家は誰なのか?」がいっさい明らかになってなかった(気がする)。

いや、とっくに公に知れ渡っていたら本当に重ね重ね申し訳ない。でもこれまでのライブ DVD のスタッフロールにもなぜかぜんぜん載ってなかったし、ためしに今「美勇伝説 人形劇 作家」とかのワードでググッてみても無惨な検索結果しか得られないので、誰の手によるものかは知らない人が多いものと推察されるのです。

ん、もしくは誰も関心がないとか? ひょっとして、まさかの独りよがり更新? でも興味ある人は少なからずいたと思うんだよね。

で、答えは「美勇伝説 5 」 DVD 一枚目のスタッフロールで、あっさり出た。画面をキャプる技術や設備が手元にないので以下に忠実に書き起こしをしてみる。

v-u-den GEKIJOU Scriptwriter & Director
HIROSHI IIDA (TNX)

v-u-den GEKIJOU Editor
TAKUMI KUGA (Rabbit Syndicate)

はいファイナルアンサーだよ。

「 Scriptwriter 」ってのが「台本作家・脚本家」って意味らしく、これが『飯田ヒロシ』その人のであった。つんく♂社長の事務所「 TNX 」所属のガチガチの身内です。

ぼくが知ってる飯田ヒロシといえば、 90 年代に「ボキャブラ天国」にも出演していた「サービスパンダ」というお笑いコンビの片割れだということで、なんか帽子ばっか被ってたイメージがうっすら記憶にある。そりゃメジャーな場に出てたお笑い芸人がつくるんだからアイドルの人形劇だろうがそれなりにちゃんとおもしろいわけだ。でもサービスパンダのネタがおもしろかったかどうかは忘れた。

そんな飯田ヒロシは今やつんく♂ならびにハロプロ周辺と長年にわたって浅からぬ関係を築いている。TNX 内部でも常務取締役とかなんだって。またミュージシャンとしての活動も盛んらしく、ドラマー、パーカッショニストとしてハロプロ楽曲でもボコボコたいこを叩いているようだ。とにかくつんく♂ワークス周辺で最近よく見かける名前ではある。

と、あと詳しいことは各自ググったりウィキったりして調べてください。サシツササレツさんの当該エントリにも詳しい。


イメージは帽子の人


で、今回が飯田ヒロシだったからといってこれまでの人形劇も同じ人物の手によるものだったという確証はないけれど、クオリティや質感がそれなりに一貫していたことを考えると、しょっぱなの「美勇伝説2」のときから飯田ヒロシ一本槍だと想像してもムリはなさそうだ。違うかも知れないけど。これまで世界のナベアツことジャリズム渡辺鐘という説も浮上していたけど、はたしてどうなんでしょ。


そして上記スタッフロールの三行目に「 Editor 」として名前を連ねている「 TAKUMI KUGA 」さんに関しては、なんだかさっぱりわかりません。