なつかしの美勇伝説

いよいよ今週末の土日に東京厚生年金会館で開催されるという美勇伝の現時点でのおそらくラストライブ、これをかぎりに活動休止になるだろうってターニングポイントでのひと区切りつけようかという姿を凝視するため、土曜日に飛行機ですっとんでって日曜日を含めて四公演昼夜昼夜にすべて赴きます。歌って踊って笑って泣いて、あげくヘナヘナと脱力して酒飲んでちょっとよさげなビジネスホテルにけだるく宿泊して、翌月曜日にはなにごともなかったかのような涼しい顔して札幌に帰ってくる予定です。

ってなわけで美勇伝これでラストだよもう二度と無いかも知れないんだよ一期一会だよー、というマジヲタ悲愴ムードをおのずからわざとらしく高めるべく、もろもろ復習やら懐かしがりの意味もこめて 2005 年 5 月 に行われた「美勇伝説」ファーストツアーの DVD を超久しぶりに見てみました、というのが本日の更新です。



なんせこのときは美勇伝としての持ち歌が 3rd シングルまでの A 面 B 面ひっくるめて 6 曲しかなかったという状況でしたっけ。「そこをはたしてどう凌ぐのか?」「モーニング娘。タンポポ等の石川さんフィーチャリング楽曲がわんさか?」とセットリスト予想に躍起になったことが懐かしく想起されます。

で、いざ蓋を開けてみると、たしか事前告知がなかったにも関わらず共演者として稲葉貴子そしてあさみうなサトタからなる当時のカントリー娘。がわらわらと登場し、総勢 7 名のとっ散らかった人海戦術にて、モーニング娘。タンポポもさほど関係のないマニアックな選曲の、いわゆる「ハロプロ B 級楽曲祭り」が開催されたのだった。


以下、今さらながらに気づいたり思い出したりしたことを箇条書きで( ^▽^)< 行きますヨ!


・そうだ「恋のヌケガラ」の「( ^▽^)< 行きますよ!」がこのファーストツアーの頃はまだ存在していない。
・「曖昧ミー MIND 」が美勇伝ライブのイメージ形成にはたした役割は大きいのだろうなァ。あの悩ましげな振り付けのインパクトったら。客席からも「おぉ〜」とか「フゥ〜」とか、どよめきとも冷やかしとも知れない不可思議な音が沸き上がり、当時はぼくもそんなセクスィ〜ダンスの完コピを目指したものだ。今ではすっかり半分程度も踊れないが、最終公演までにはなんとかしたい。
・「銀杏〜秋の空と私の心〜」の石川さんフェミニン歌唱は結局有無を言わさず秀逸だったわけだ。
・この DVD でいちばん輝いている人は言うまでもなく圧倒的に( ^▽^)だが、二番目はみうなだろう。うっかり思い出しちゃったわ。つくづく惜しい人を飼い殺しにしてしまった。いっぽうこのころサトタのステージ上での言動にはおバカの欠片もない。
・「 100 回の KISS 」石川さんソロ歌唱も半端ねぇ破壊力であった。このチャプタを再生している最中に PC モニタの画面が時空の歪みに放り込まれてぐにゃぐにゃ視聴不能となったことも一度や二度ではない。さらに DVD ではマルチアングルで「 Close-up Version 」が収録されており、石川さんの執拗なまでの顔どアップの連続は、カワイイとかを通り越してちょっと四角い。
・「三角関係」ってかつてのシャッフルユニットの地味ぃーな曲だけど、一年に一回くらいは無性に聴きたくなる。
・本編ラストに「美〜 HitParade 〜」「カッチョイイゼ!JAPAN 」と美勇伝の楽曲がようやく居並び、なんだか安心する。
・そして苦肉の策のアンコール楽曲「 BE ALL RIGHT! 」はたしか発表された当初の 2003 年にはイイ曲だったはずなんだけどいかんせんハロプロ内での使い回しの頻度が激しく、ましてや美勇伝のライブだというのにイントロでモロに「 11WATER! 」とかオリジナルのユニット名を叫んでしまっており、あぁこれは最後の最後にたいそう興醒めなことだな、と苦々しい記憶が蘇った。
・今よりひとまわり華奢な身体の石川さんハァハァ