思い出は案外といい風に思えるもので

週末恒例のハロプロ更新の予感です。


先週末に開催された北海道でのモーニング娘。コンサート二日間四公演の熱狂冷めやらず、この土曜日はおなじみひとりカラオケに赴きまして、「娘。の今ツアーのセットリストを最初から最後までぜんぶ再現する」といったようなひとり遊びを堪能してきました。せずにはいられませんでした。

ちなみに機種は UGA を喜々として使用しております。今ツアーの下敷きとなるニューアルバム「 SEXY 8 BEAT 」の全曲配信がいち速くネットで確認されたためです。そのうち他の機種でも歌えるようになるかも知れませんが、とにかく UGAハロプロ楽曲が豊富でたいへんに喜ばしい。

月島きらり starring 久住小春の新曲「ハッピー☆彡」とモーニング娘。の新曲「悲しみトワイライト」は CD 発売前ということもあってさすがに歌うことができませんでしたが、そのほか残りのすべての楽曲は今現在で既に UGA で歌うことが可能です。なんと恵まれた環境でしょう。上記二曲以外は一曲も漏らさず歌ったった。

おかげさまでコンサートの熱狂が甦ってきまして、一曲目の「元気+」で心に点火、ラストの「ここにいるぜぇ!」ならびに追い出しの「ハッピーサマーウエディング」まで、ひとりカラオケでフリコピ&飛びまくり&汗だく&絶叫、というとてつもない失態を演じてきました。もちろん内心大満足です。ありがとうございました。



以下、自分であらためて歌ってみた上でのモーニング娘。楽曲へのいくつかの感慨


『笑顔 YES ヌード』
そのイントロが聞こえてきた瞬間、それまで着実に培ってきたフリコピ魂を強制発動せざるを得ず、結果的にすごい息切れしてまともに歌えない

『すき焼き』
のらくら沖縄民謡的でぼんやりした曲だと思っていたけど歌詞の内容を今回まじまじと読みながら歌ってみるとこれがなかなか現実にありそうでなさそうな絶妙なシチュエーションを描いていてちょい SF 的(むしろ藤子 F 的にすこしふしぎ)な意欲作だとすら感じられた。これって「彼氏が家に来て家族全員ですきやきを食べる一部始終」なストーリーだったのですね。今さら把握した。わりかし具体的でリアルな情景描写なのに「そんなことあるかよ」という気にさせられる

『出来る女』
歌い出しの音程の取り方が超ド級に激ムズ。光井はよくこなしてますねコレ。ただ本気で音程が取りにくいぶん、聴き手としてもまるで乗り物酔いするような耳心地で平衡感覚をやられるような感じでちょっと気持ち悪かったりもするんだけど

シャニムニ パラダイス
アルバムで聴いてこりゃ駄曲だよと捨て鉢に思い、ところがナマのステージで体感するや歌い手の魅力や振り付けのバカバカしさに見せられて一気に好きになり、そして自分でカラオケで歌って腹の立つメロディラインや特にどうということもない歌詞に対してまたアンチになりかけている。「♪シャーニムにー」の部分のワッキーダンスだけは愉快にパカパカ

『春 ビューティフル エブリディ』
季節感あふれる佳曲との感想は変わらず。ただ 2 コーラス目の光井パートは自然とモノマネになってしまう。アゴをしゃくれさせ今にもよだれを垂れ流すであろうといった極めて締まりのない口元でにこやかに歌うと似る。そうすることによっていろんな意味で聴く人の反感をかうだろうという結末は容易に見えている

『雪/愛×あなた≧好き』
MC GAKI のステキな声トーク部分は今回に限ってはサクッと早送りしてしまいましょう。GAKI さんの声はほくそ笑みながら右から左へ聞き流すにかぎる。曲自体は完全に時期はずれな歌詞の内容ならびに楽曲の質感ではありますが情感込めてオールタイム歌えます

『キラキラ冬のシャイニー G 』
田中さんのもともとの振り付けが意外と小ぶりなのでそこを男らしくダイナミックにしかし乙女心も忘れずに全身全霊でもっとはっちゃけたいですね。それくらいテンションのあがる曲ですね。この恥ずかしげもないブリブリ感がつんく♂さまさまと非常に昂ぶる

『宝の箱』
この曲はタイトルの漢字表記がとってつけたようでピンと来ないので『たからばこ』とかにしたほうがよかったなーと思います。歌ってる人については、久住さんが若さにかまけていろいろとイッちゃってる感たっぷりなのに対して、年上でちょっと控え目でしかし久住さんと同じようなキャラクタ(色白・ A 型・わりと長身・黒髪ロング)の道重さんが大幅に割りを喰ってる感じが超せつない

『通学列車』
ハピサマカップリングということで古い曲だけどたぶんカラオケで歌ったのは初めてか二度目くらい。もう何十回もカラオケはしてるけど、こういう穴場というのはある。カップリング曲にはわりと多めかも知れない。四期メン初レコーディング曲という由緒正しいいわれがある上にせつない通学途中の青春の一ページを描いた女子な歌詞で、ステージ上の振り付けというか表情や所作もまじめに演技がかっていてこしゃくなと思いながらもじっとり見とれていた

『 BE ポジティブ!』
コンサートをきっかけに一気にお好み曲へ確変。ブラスも全開ブリブリ鳴りっぱなしでかなりの多幸感である。イントロから挿入されるビビビビの振り付けでは、ハロモニ由来の発汗一号二号の「両人差し指を頭部に当ててビビビビとかやる」アレをやってもいいんだとわかり、ありがたくやらせていただいた

ここにいるぜぇ!
肩を痛めた