悲しくて、やがて発狂、娘。コン

週末恒例のハロプロ更新の時間ですよー。


今週見た聴いた商品はこちら。

ラブハロ!高橋愛 DVD

ラブハロ!高橋愛 DVD

モーニング娘。高橋愛さんの、どっか異国の地を旅させられている模様をたっぷり記録した映像作品ですね。全編にわたって高橋さんのあれやこれやがこれでもか! と映し出されていましてオラヲタ昇天必至です。ちなみにオーディオコメンタリーという名の副音声には吉澤ひとみさんと高橋さんのふたり喋りが収録されていて、そこでは高橋さんの無垢っぽいロリ声と、引くほどババくさい下劣な笑い声、あるいは吉澤さんの悪い意味でアグレッシブな発言(「頭を坊主にしたい」等)がグサグサ耳に突き刺さります。

DVD の本編の内容としては、高橋さんのまるで美形のゴリラのような整ったルックス、美白かつ美乳に「いい加減にしてくれ」と天を仰がずにはいられない激美尻というスタイル、そして本業たる整いすぎた歌やダンス等、そのほかさまざまな魅力がたっぷり満遍なく詰まっています。しかし、だからこそのタレントとしてのハプニング性の薄さといいましょうか、「どうってこともなさ」もまた顕著に覗えてしまうのが困りものなのですね。もはや安定感すら漂うこの「どうってこともなさ」は凄い。

個人的にはなんだかんだいって高橋さんに関しては写真集も DVD もわりと積極的に購入してはいるので、「まぁトータル的には誰も叶う人はいないんだけど」という減点法的なトップクラスの地位を確立してしまっているのもわかります。目に見える部分でのグッドスキルにひたすらホイホイと金払ってる感じです。ただ平素あまり目に見えない人間性みたいなところの本質にもググッと入り込んで観察してみたいという気もしますね。




ところで話はサクッと変わりますが。

この土日は旭川&札幌のモーニング娘。コンサート二日間四公演すべてにたっぷり参加してきました。またその間隙を縫って近しい人に関係している葬式に行ったりもして、今もう心身ともにクタクタです。そして腐るほど書くべき内容はあるはずなのですが、一公演を見るごとに記憶が書き換えられてあんまり一つ前の公演の内容とか思い起こせません。


なので、とりあえず今思い出せることをメンバーごとに羅列していきます。


・吉澤さんは「卒業」だかを控えて存在がいよいよ神々しい
・藤本さんはいわゆる「凱旋コン」とやらに終始ご満悦
・高橋さんは一切合切アドリブも利かず平然と己の仕事を麗しくこなすのみ
ガキさんは喩えようもなく「いかしたガール」だし「とっぽい」し大好き
・田中さんはいつまでもザ・田中で自分的には「キラキラ冬のシャイニー G 」が神曲認定
・亀井さんは「春 ビューティフル エブリディ」で歌詞間違いまくったけれど場の空気をいい意味でかき乱すわけわかんない存在感が相変わらずでさすがだな
・道重さんは「わたしって超可愛い!」なぶりぶりセリフを半ば強制的に言わされているようで、しかも本心ではそこから脱皮したいという気持ちも伺え、終始哀愁を帯びた眼差しが心を捉えて放さない
・久住さんは「月島きらり」のこともあって子どもや女性のお客さんを離さないよう力を尽くす
・光井さんは振り付けとかフォーメーションとかまだ未完成、不安定な部分が多いものの、終始笑顔でちょこまかと動き回っているさまが好感持てました


いっぽう個人的には座席が四公演とも十列目以降のふつうの席だったにも関わらず、いや、だからこそなのか、とても快適に跳ね回ることができて最大級に楽しかったです。思うさまフィバッた。それとともに、全身の倦怠感、筋肉痛、打撲等の一時的に鳴りを潜めている痛みがこのあと一気に噴出すると思うと、つらい。でも興奮しましたよ。青空トレインも二日間を通じて傍観者から参加者に成り果ててしまった。これは進化なのか思考停止なのか。