「第18回ハロプロ楽曲大賞'19」投票します

なんだかよくわからないまま、はてなダイアリーからはてなブログに引っ越して、しばらく更新停止してましたが断然生きてますし、毎年恒例「第18回ハロプロ楽曲大賞'19」に投票するので、その投票内容を考えながら文章を書きます。

http://www.esrp2.jp/hpma/2019/

℃-uteが2017年6月に解散して1年くらい気を失いかけてましたが、結局ハロー!プロジェクトは総合的にすばらしいのでほぼ全グループの全メンバーにあまねく愛着が湧いてしまい、2019年も好きな曲は多いです。責任持って最低限カラオケで自分が歌えそうなくらい体にしみこんでる曲だけを投票の候補に上げていきます。

モーニング娘。'19は「人生Blues」「青春Night」「I surrender 愛されど愛」などがよかったと思う。

アンジュルムは、あやちょ卒「恋はアッチャアッチャ」「夢見た 15年」とアンジュルム第2章始まりのシングル「私を創るのは私」、つんく♂けだるバラード「全然起きれないSUNDAY」、アルバムの「赤いイヤホン」「人生、すなわちパンタ・レイ」、りなぷーソロの「とっておきのオシャレをして」など枚挙にいとまがない。2018年は楽曲大賞1位「46億年LOVE」があまりにも強すぎました。的を絞りきれない今年も、アンジュルムはどれか1曲入れたいです。

Juice=Juiceのシングル曲は「微炭酸」、やなみんのイメージ「Good bye & Good luck!」、たぶん今年のハロプロ代表曲の1つ「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」などが強い。ゆかにゃ曲「25歳永遠説」はよく聴いた。主演舞台の「演劇女子部『タイムリピート ~永遠に君を想う~』」も熱演がすごく感動的でした。

惜しくて惜しくて仕方がないカントリー・ガールズは「One Summer Night ~真夏の決心~」「夏色のパレット」が現体制としては最後になってしまった夏を爽やかに飾る。

一番個人的に2019年、気持ちが入ったのはこぶしファクトリーかもしれない。好きかもしれない。℃-uteと同じ5人という人数はメンバー全員が見渡しやすい。中野サンプラザで念願のホールコン成功めでたかったです。ラジオレギュラー番組の公開生放送もたまに現地で観覧してます。シングル「Oh No 懊悩」「ハルウララ」は対照的な曲調で甲乙つけがたいけど「ハルウララ」のほうがCMソングとかになれば普遍性ありそう。アルバムも名曲揃いで℃-uteっぽい「Come with me」のほか、みなみなの「開き直っちゃえ!」、浜ちゃんの「明日の私は今日より綺麗」といったソロではないがメンバーフィーチャー曲が全曲いい。ライブで人気曲だった「消せやしないキモチ」音源化も待望でした。ほかのグループにはないアカペラもアルバムに収録されていて既発曲なので投票はしないけど歌の力がすごい。

つばきファクトリーもたまにライブ行ってて安定感や実力をぐいぐい身につけていて中堅グループになりつつある。エース的存在の浅倉樹々ちゃん一時離脱がやや痛かったけど、もう復帰するのでまた9人になったら盤石かと思う。ライブ会場で何度CMを見たのかという「三回目のデート神話」が2019年のつばき代表曲になるでしょうか。

ハロプロ最新グループBEYOOOOONDSの躍進はすごかった。コップの中の嵐なのかもしれないけど、であればコップの中で猛威振るいまくってて新人グループとして目を見張るほど怖いものなしイケイケ状態だったと思う。「眼鏡の男の子」「ニッポンノD・N・A!」「Go Waist」というトリプルA面の異様な強さ。「ニッポンノD・N・A!」作詞でほかのハロプログループなどを含めて舞台演出などに携わっている感じの野沢トオルさんは、KANさんファンにとってもおなじみの存在。歌詞の「モンゴロイド」の部分だけ妙に引っかかるのを除けば星部ショウさんとのタッグで最高の仕事と思う。

そのほかハロプロ以外でもいろいろありますが、鈴木愛理さんは「Escape」をなんだかんだでよく聴いたし、Official髭男dismからの提供楽曲「Break it down」も良曲と思う。

 

とここまで書きながら考えた投票5曲は、こんな感じでいいんじゃないでしょうか。

1位 2.0pt:BEYOOOOONDS「ニッポンノD・N・A!」

トリプルA面のデビューシングルは異様な充実ぶりで、とりわけTKサウンドユーロビートでU.S.Aなこの曲は星部ショウさん楽曲の中でも俄然イケイケ。イントロや曲中のセリフ、ほのぴのショルキーなど勢いを加速させるギミックがいずれも奇をてらった策というよりもBEYOOOOONDS標準装備なのがすごいです。詞先の曲作りだそうで、我らが野沢トオルちゃんの歌詞は「モンゴロイド」の部分だけ妙に胸騒ぎするのを除けばアジってアジって未成年の主張で最高です。

2位 2.0pt:Juice=Juice「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」

しーんと始まって盛り上がって落ちサビでもう一度しーんとする構成とか転調とか、ゆかにゃの優しく狂気的な口調で脳内再生される長く引っかかりのあるタイトルとか、とにかく貫禄あるカッコいい曲。MV再生数伸びてますという指標は商売につなげるにはどこか曖昧な気はするけど、でもそこを含めてリリース後も別ボーカル版発売とかイベント追加とかいろんな珍しい展開があってロングヒットになった。

3位 2.0pt:こぶしファクトリーハルウララ

めっちゃ綺麗でいい曲。がなりドスコイ上等な従来のこぶしファクトリーらしくないイメージの曲でありながら、メロもコーラスも歌衣装もよく聴くと意味深な歌詞も全部きれいで心洗われて、これもまたこぶし。「アプカミ」でドラムレコーディングの様子が楽しめたように、しっかりビートが刻まれるので推進力に身を任せられる。落ちサビみなみなのビブラートが心地よく、ラストのあやぱんフェイクも柔らかくて強い。色あせない普遍的な感じがあり、春ものフレッシャーズスーツのCMソングどんバマり妄想を勝手にしてます。

4位 2.0pt:こぶしファクトリー「消せやしないキモチ」

ライブでは2018年から好評のうちに披露されていたものの音源化されておらず、ようやく2019年にアルバム収録された爽やかな失恋ソング。レコーディングが少し前とのことでメンバーの声も微妙に若く、それだけ短期間でもこぶしの歌声はビヨーンと伸びている。スタンドマイクでの手振りはわかりやすく、間奏の手を叩きながらのジャンプはメンバー同士体当たりしちゃうんじゃないかという距離感で微笑ましいです。

5位 2.0pt:アンジュルム「全然起きれないSUNDAY」

つんく♂節炸裂のけだるまどろみぐったりバラード。初めて聴いたときは途中からテンポアップしてつばきファクトリーの「デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい」みたいな曲調になるのかな?と思ってたら、けだるいままエンディングに突入したので目をひんむきました。メロディラインはわりと正統派でファルセットもきれいで、かみこ、かわむーあたりの繊細な歌声がすっと耳になじみます。