2020年初頭のハロプロはこんな感じ

ハロプロ楽曲大賞'19」の結果発表イベントやカウコン、年明けのハロコンなどで年末年始に17時間くらいハロプロを浴びましたし、カントリー・ガールズのラスト公演のライブビューイングとか、つばきとアンジュとこぶしのクリスマスイベントとかそれぞれこっそり通っていて、ライブ終わった瞬間に全部忘れちゃうので2020年1月7日現在のハロプロってだいたいこんな感じ、という思い込みを書き残します。


モーニング娘。'20
進化して読み方がトゥーゼロになった。人気メンバーが多くてマザーシップということなんだと思う。個人的には森戸さんがカントリー・ガールズ兼任の流れで思い入れ補正もあるのかルックスやアイドル性がずば抜けてるんだけど、みんなまーちゃんとかふくちゃんとかだーいしとかが好きなんですね。9期10期って夢と希望なんですね。そこへ15期の新メンバー3人も有望な様子なのでありがたく、岡村ほまれさんは童顔で細っこくて天真爛漫なステージングを見せてくれるので特に目を引きます。北川さんは顔がももちっぽかったり小片さんっぽかったり、いろんなハロプロメンバーの要素が入ってて不思議な感じの美人。北研出身の山崎さんは研修生実力診断テストで完全に有能だったし今後さらに伸びる。そんな人気者や新メンバーの影に隠れることもない牧野真莉愛さんはグラビアクイーンでものすごく雑誌とか出てるし、日ハムやメジャーリーグなど野球への情熱がアツイ! お仕事にもつなげていて率直に優秀だと思います。ブログやインスタなどでの牧野さんの個性は独特すぎて凡人に理解できず、置いてけぼりになっちゃう感じはあるけど崇めるしかない。森戸さんと牧野さんがハロステダンス部でバッキバキに踊ってるのは能力的には当然ながら、キャラクター的には意外性があるのでいつも目を見張ります。森戸さんはカントリーの仲間たちを次々と見送ってせつない状況だけど、軽やかにやり続けてほしい。

 

アンジュルム
いきなりですが2019年もっとも良席だったのは竹芝ニューピアホールで行われたタケちゃん22歳のバースデーイベントで最前列でラッキーでした。パフォーマンスおばけでキャラクター立ってて書道ガールでおもしろ煽り陽キャ番長であるタケちゃん指揮下のアンジュルム第2章。あやちょから引き継ぎ2期アメリカの同志りなぷーとかななんが抜けたのは痛いしふなっきまでやめちゃうのは本当に理解しがたいんだけど、ジャンプ禁止突入ラスト前のカウコン1部で「大器晩成」を「飛び納めだー!」と煽りに煽って中野サンプラザが揺れに揺れたし、ああいう統率の取れたジャンプはとにかく楽しくて仕方ない。ずっとああいう気持ちをわかちあえるタケちゃんでいてほしい。あとハロコンでBEYOOOOONDSの「眼鏡の男の子」をアンジュルムでカバーしたの面白かったです。むろとりかこの3期コンビで前田こころと清野桃々姫のカップル役をやる。それはそうと、かみこはよいです。よすぎるあまり多弁を要さない。ふなっきはかみこと双璧をなす人物でここんところずっと全盛期なので卒業するのはつらい。そのぶん新メンバーのはちれらりんちゃんの3人が今はまだ荒削りとはいえ着実に進歩していて頼もしいというのはあります。伊勢ちゃんがわずか1年ですでにエース格くらいまで足を踏み入れていて興奮する。りんちゃんは幼くて大丈夫かな?と加入直後こそ心配だったけど、歌声も“立って”きた気がするし、適材適所でちゃんとハッとさせてくれる。2019年後半ライブで見た「ショートカット」の歌が一番合ってました。太田はーちゃんはブログとか読んでると悩んでるような感じもあるけど圧倒的なおとぼけ味がすごく好きなのでしぶとく続けてほしいと思う。とにかくアイドルの方々はごきげんにできるだけ長く活動を続けてくれれば最高。

 

Juice=Juice
2019年6月にグループを卒業したゆかにゃがカウコンも自分が見た2020年1月4日のハロコンもMCアシスタントを務めていて、カウコンでは現役メンバーに混ざってパフォーマンスもしちゃうし、こんなに速やかにハローの中心に近いところに戻ってくる人ってそんなにいない。でもゆかにゃなら許される。Juice=Juiceのライブによく行ってるようだしBEYOOOOONDSファンというかハロプロファンである。爆笑問題田中さんの言葉を借りると「ガール度」ではゆかにゃに敵うメンバーはいない気がする。そんなゆかにゃと抜群のコンビネーションだった元サブリーダー、現リーダーのかなともが堂々としてて気持ちいい昨今です。1月4日ハロコンの通路降臨でおもいっきり目の前に来たので美人だなあと思いながら目を離せなかった。かなともを含めて今のJuice=Juiceは歌唱力オバケ集団すぎてすごい。インフル明けの宮本佳林ちゃんがハロコンのシャッフルではかわいい曲ノリノリで歌ってて本領発揮してた。総合的にもっとも美人な1人であろうと思われるあーりーも、僕が見た通路降臨で自分の隣の人にかめはめ波をお見舞いしてた高木さんも、段原さんも、新メンバーの松永里愛さんもみんなハロプロトップクラスでうまい。そういえば松永さんはハロコンMCのまことさんに1月4日限定で推しメンだとか言われてた。この1月4日のMCはかなともが「グループのセンターが好き。浅倉樹々ちゃん」、ゆかにゃが「私は岡村美波ちゃんが好き」と普段気を使って言わないようなこともはっきり言ってた。ダンスマスターまなかんは声が細い気もしつつ気迫で肉薄してきてるし、タコちゃんこと工藤ゆめさんも食らいついてる。それぞれにキャリアを重ねたJuice=Juiceメンバーの中でもっとも活きがいいのは工藤さんだと思う。Juice=Juiceは全員すごい。


こぶしファクトリー
メンバーが5人だからって℃-uteを重ね合わせるのは早計だろうし、そもそもBerryz工房=ファクトリーの精神を受け継いだユニットだったはずなので関係ない気もするけど、最大8人から5人になって時間が経って今のところ超しっくり来てるし、そういえば℃-uteもアカペラやってたので共通点はあった。れいれいのボイパやさこラップがあるぶん全体的な歌のテクニックでは正直こぶしに軍配が上がる。はまちゃんさえ活動を楽しんでいればそれでいい、というこぶしを取り巻く共通認識が面白い。そのぶんはまちゃんにはグループ愛があってグループの誰もが認めるセンターでその顔としての役割をしっかりまっとうしてくれてるのでありがたい。脚も長い。井上れいれいはボイパできるし歌もうまくてグラビアもいけて最年少なのにこぶしのラジオではメインMC任されてて冷静に進行できる反面、自ら果敢にボケていったりもできる。美形でときどきハッとするくらいだし、総合力ではかなりのものだと思う。れいれいフィーチャー曲「好きかもしれない」がライブ経るごとに落ちサビの独唱が進化してて必聴です。リーダーのあやぱんこそこぶしらしさの象徴だという感じもある。さこちゃんはラップになると人格変わるの面白い。そしてみなみなは℃-uteの舞台「さくらの花束」でなっきぃといっちゃんと3人でやってたときすごくちっちゃかったのに、今やその華奢な体躯はキープしつつ、もう歌がすごい。ビブラートかかりまくり。トークもずば抜けて変で突拍子もなくて最高に面白い。まとめると、どう見てもエースのはまちゃん、なんでもできるれいれい、こぶしの象徴あやぱん、歌のビブラートとトークのみなみな、ラップと母性のさこちゃんに注目してください。2枚目のアルバムの評判もいい。

 

つばきファクトリー
エース浅倉樹々ちゃん復帰で盤石かと思いきやカウコンでインフルが判明して年明けも不在という一時的な不遇に見舞われた。2019年に若干足踏みした印象があるけど2020年また9人で突き進んでくれるものと信じたいです。こぶしにおけるあやぱんのように、小片さんの存在こそがつばきファクトリーだなとは思う。ハロー!プロジェクトは私の全てだとこのハロコンのオープニング映像で宣言しているクールで熱く歌もダンスもグラビアも高得点叩き出す万能サブリーダー。その意味ではれいれいとも重なるのでナイスガールトレイニーって個人的にはまったく通ってこれなかったけどすごいんですね。あと浅倉樹々ちゃんが表舞台にいないうちに、かどうかわかんないけどきしもんのディーバ感がおそろしく強化されてて頼もしい。アンミカみたいな様子でもある。新曲「抱きしめられてみたい」のサビのラスト「情けない横顔」のあたりはこのパートよっしゃ私に来た感がきしもんにありありと見て取れるしライブでも見事に決まってます。おみずもずっと相当、能力高くて愛嬌あって秀でたメンバー。舞台経験を経てから歌にすごみを増した気がするし、里山ラジオで大好きなまーちゃんのこと話してるとき狂っててやばいなと思った。りこりこは℃-ute派。もっさんは明らかに美人なのに、あんまりそうは見えない不思議がある。きそらは表情明るくなってきたし猫っぽくてつい見ちゃう。2015年に結成して6人から9人になって、新顔のBEYOOOOONDSを除けばまだ誰1人としてグループを卒業とかしてないのがハロプロ内でも稀少。一朝一夕ではないまとまりを強みとして2020年につばきの花咲き乱れてほしいです。


BEYOOOOONDS
山崎夢羽さんは研修生の頃から漠然といいなあとは誰もがきっと思ってて、ユニットに入ってからセンターポジションを与えられたような感じで、地位が人を作るのか、じんわり覚醒し続けていて歌も表情もたたずまいも大器でかなり天才的なことになってる。メンバー12人いるのであんまり声に出して言えない気がするけど、ちょっと超越したものがある。ゆはね、という読み方は直感的ではなく難しい。西田汐里さんはたしか小さい頃からダンスをやってたとかで足腰が柔らかくも強靭なように思え、人一倍躍動感のあるパフォーマンスが見ていて心地よく魅力的です。声もいい。小林ほのぴの才女っぷりはレコーディング任されるくらい圧倒的なピアノの腕前はもちろん、オールアバウトのようなためになるブログのクオリティが他の追随を許さない。あとほのぴは歌声も理路整然と透き通っていて、フルートとかそんなような楽器のよう。平井美葉さんがめちゃくちゃ美形だというのは誰かに言われるまで気づかなかった。楽曲大賞もさっそく席巻したBEYOOOOONDSは1stアルバム収録曲にも名曲がたくさんあり、その1つが「元年バンジージャンプ」でカウコン1部でフルで初めて見てあまりのよさ、ハロプロでよく言われることばを使うと多幸感がすさまじくて本当に感激してしまった。もはや令和元年ではなく新年なので、ハロコンでは「新年バンジージャンプ」に歌詞を変えて披露された。ハロプロ楽曲大賞の「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」(これも名曲)の投票コメントで「創作物が古くなることを厭わない姿勢がBEYOOOOONDSの楽しみなところ」というのがあって「新年バンジージャンプ」もまさにそれだと。凝り固まった頭を解きほぐしてくれる。あと岡村みいみの笑顔は世界から失われてはいけないと思う。


ハロプロ研修生
2019年に10人以上一挙に加入して、なんだかみんな有望なような気がする。ハロプロ研修生発表会と題したライブが3ヶ月に1回しかないうえに予定が重なると見に行けないので、よほど積極的に学ばないと覚えられない。なぜか研修生で足踏みしている実力者の米村姫良々さんは、ラジオ日本でカントリー・ガールズの番組の枠でスタートしたハロプロ研修生ラジオの初回で仕切ってて頼もしかった。ハロプロ研修生北海道の石栗さんも一刻も早く世に出てもらえるといいと思う。小野田かりんちゃんはすごくいい顔してるので微笑ましくなる。松原ユリヤさん継続してよくがんばってて偉い。中山夏月姫さんも華がある。そして新しい研修生の豫風瑠乃(よふうるの)さんは名前がすごすぎるしかわいらしいので注目してます。研修生ラジオの情報によると北研とあわせて2020年1月現在、ハロプロ研修生メンバーは21名いるそう。増減しがちなのであくまで一時的なものですが。まだまだ逸材がいるはず。毎年5月に中野サンプラザで行われている研修生の実力診断テストが本当に楽しく、そこに照準を絞って1年を過ごすのは乙かもしれない。2020年正月のハロコンでは、そのタイトルの時点から「HELLO! PROJECT IS [   ]」という穴埋め問題をメンバーもファンも全員出題されていて、個人的には「HELLO! PROJECT IS [ 生活習慣 ]」と思っています。