小泉純一郎元首相の次男
30 日放送のフジ系の総選挙特番で、神奈川 11 区から立候補していた小泉進次郎が、まだ当確が出る前にインタビューを受けてました。中野美奈子アナが選挙戦のときから取材を続けていたようです。
まともに話しているのを聞いたのは初めてだったのですが、小泉進次郎は、顔や声はそれほどでもないにしろ、「話し方」が、パパ・小泉純一郎に超そっくりでした。親子だからどこかしら似てるのは当たり前なんですけど、なんとなく可笑しかったです。
結果的には今回初当選を果たしたわけで、もしかしたらこの先、何十年と政治家・小泉進次郎につきあっていくことになるのかも知れません。心の準備が要りそうです。
中野:おつかれさまです小泉:おつかれさまでした
中野:今回の選挙戦なんですけれども、地元の根強い支持者と同時にですね、若い同世代の方達と戦った選挙だったと思うんですけれども、皆さんお揃いのグリーンのシャツを着て、そういった感じで、いかがだったでしょうか?
小泉:本当に力強かったですね。この、世襲批判。そして、自民党に対する逆風。これを乗り越えることができたのは、地元の皆さんの力です。「地元力」です
中野:実際にいろんな声を聞いたというふうに伺いましたけれども、逆風というのも感じられましたか?
小泉:この逆風は、目に見える形、それプラス、見えない形での「サイレントハリケーン」みたいな、そういう形でも、随分、感じることがありましたね
安藤優子:やはりお父さんの純一郎さんですとか、それからお兄さんの孝太郎さんですとか、あえて応援を断って戦うというのは、けっこう自分の中でも葛藤がおありになったんじゃないですか?
小泉:兄と父を応援に呼ばないというのは、迷いも葛藤もありませんでした
安藤:そうですか
小泉:今回の戦い。逆風を乗り越えるとしたら、地元の皆さんと共に戦わなければ乗り越えられない。そう思っていましたので、応援弁士は無くとも、地元の皆さんがいましたから
高島彩:なんかこう「潔いなぁ」という印象を受けるんですけども、重複(立候補)をされなかった、ここもなにか潔さを感じるんですが、これはどうでしょうか?
小泉:これはもし、小選挙区で落選をした場合、私を支えてくれる皆さんに、堂々と、「当選しました」と言えるのか。私はそれを自分に問いました。(比例では)「立てない」と思いました。小選挙区で勝つことが、私の、目標でした
安藤:なるほど本当に地元を愛してらっしゃるんですね
小泉:地元はここにひとつしかないですからね
もう言い切る言い切る。体言止めを多用する。「地元力」のような印象に残るフレーズを使う。ポーカーフェイスで、やや芝居がかっている。
私設秘書としてパパのトークを間近で見てきたわけで、その影響をモロに受けているようです。瓜二つになっちゃった。やがて歴史は繰り返すのでしょうか?