松本人志の結婚で思い出した大泉洋のマスコミに対する「取り越し苦労」

松本人志の結婚報道は、もちろんビッグネームだからある程度ネタにされるのは仕方ないのですが、奥さんが妊娠中ということで「そっとしといて欲しい」とあらかじめ釘をさしているうえに今後記者会見をしない予定らしいので、わりと「本当にそっとしておかれる」ことになるような気がします。

そこでぼくが半ばこじつけのように思い出したのは、大泉洋HBC ラジオ「大泉洋のサンサンサンデー」 5 月 3 日放送分で語った結婚話です。

報道があった直後、このラジオでは「岡村隆史から電話やメールで dis られた」ことを話してましたが、他にも大泉は自分の結婚に関するマスコミ対応について「事務所が想定していた以上に騒がれなかった」「取り越し苦労だった」「マネージャーへのおごり代も損した」みたいなことをボヤいていました。

護衛のようにマネージャーがたくさんついたにも関わらず、マスコミからは予想以上に「そっとしておかれた」らしいのです。

まぁ松本人志大泉洋とではニュースとしてのレベルが違うと思いますが、同じ結婚という機会に乗じて、そのときの大泉のボヤキ節を本更新ではご案内します。


以下、大泉洋トーク


とにかくね、今日はほんとにすごい数ですよ


スタジオの外にいるのは
1,2,3,…6 人マネージャーがいますよね


やっぱりね、その「マスコミ対応」なんですよ


こうぼくがマスコミにうわーっと囲まれてね
「大泉さんお話を聞かせてください!」
みたいなことになったらたいへんだからということで
6 人の有志が集まってぼくを常にガードしてるわけですよ


もう昨日からずっとですから


…今んとこひとりも会ったこと無い!(マスコミに)


「もうやめてくれマネージャー」と
「これ以上ぼくをガッカリさせないで」と言っているのに
マネージャーいつまでもぼくについてるんですよ


まぁねお仕事ありましてね
昨日も札幌からやってきましたよ東京に
(※大泉はこの日のラジオに東京から生出演)


そのときは昨日はまぁ婚姻届を出して
そのあと東京に来たわけですけれども


「とにかく婚姻届を出したらもうバレる」
って(事務所が)いうんですよ
「役場に出したらそれはもうバレるよ」と
「すぐ情報入るよ」と


「マジか」と
こっちは思うわけです


「(マスコミが)もう空港にいる」と


こっちはふだんなら
「ハイどうぞ」みたいなもんでね
「がんばってきてください」って言われて
ひとりで飛行機乗って行くわけですけど
そこから来てるわけですよマネージャーが
「空港にいますから」と


こっちは「じゃあそうか」ってもんで「いや悪いね」と
マネージャーといっしょに行くわけですよ


羽田空港降りてバーって歩いて
まぁさすがに(マスコミと)同じ飛行機乗る
ってこともないでしょうから
国内線降りてパッとこう出たときに
「そこにはもういるんだろう」と
「梨元さんのひとりもいるだろう」と


降りてみたら、まぁまぁまぁ
そんな気配どこにもないわけですよ


着いてみたら、今度は東京のマネージャーが
降りたすぐのところに待っているわけですよ
「おぅありがとう」と
「どうだ?」と
「なんかいたか?」と


「いや、今はまだいませんね」と
「おぅそうか」と


「じゃあアレかな、外に出たところにいるのかな?」
「その可能性はありますね」と


「じゃあじあじゃあ」と外に出てみたけど
外に出てもバスを待ってる皆さんしかいらっしゃらない


「おぅおぅおぅ、いないけど」と


「イヤイヤイヤ大泉さん、これは明日はパニックですね!」
とマネージャーは言うわけですけど
「アレ?」と
「ぜんぜんいないよ」と


まぁまぁまぁ、でもね
今は婚姻届出したばかりだからまだかも知れない


こんどは夜 6 時になったら
(公式サイトに)私が書いたダイアリーがあがります
「そうなったらもうたいへんですよ」と
「たいへんなことになりますから」って言われまして
「あぁそうですか」ってなもんで


そしたらもうウチの実家もたいへんなことになる、って言うんですよ
「実家にもたくさんのマスコミが来ますから」ってことで
実家にマネージャーがまた張り付いたわけですよ
マスコミ対応しなきゃいけないっていうことで


「あぁわかりました」と「ありがとう」ということで
夜 6 時からずっとマネージャーさんいてくれたんです


そしたらうちのおふくろから夜中の 10 時くらいに電話が来て


「あのね、洋」と


「はっきりいってなんにも無い」


「うちに誰が来るわけでもないし、電話もない」と
「そのあいだね、ウチに誰もいない中で
マネージャーだけがずっと車でいる」と
「不憫だから、もう帰ってもらってくれ」


ぼくに電話があって「そうか」ということでね
マネージャーに「ちょっと母が気を遣ってるんで帰ってくれ」と


なーんにもないですよ


ただただウチの実家の前で待ってたサクちゃん(マネージャー)に
ウチのオヤジがビール渡しただけで
損したよはっきりいってビール代


東京のオレの家にだって仕事終わったあと帰って
「マスコミ対応しなきゃいけませんから」
「パニックになったらいけないんで」って
ずっとマネージャーいてくれたんだけど


こんどはマネージャーから電話があって
「何もないようなので帰ります」と


自分から帰ったよ


それだっておまえマネージャーに寿司買ってやったぶん
ちょっとオレ寿司代損してるわけだからな!


もうね、やめてもらいたいわけです
大泉洋を事務所だけが過大評価するのは


昔っからそうなんですよ
「なにかあってはいけないんで」
って来てくれますけど、なんにもない


いやー、なんか囲まれたいですね、たまには
「いかがですか?」みたいな