Berryz 工房 6 月 3 日発売のニューシングル「青春バスガイド」の PV にテレビ東京の大江麻理子アナが出演しているという不測の事態がさっそく自分の中で盛り上がっています。
PV は既に公式的な動画サイト「Dohhh up!」に配信されてました。
チョイ役くらいかと思ったらセリフ入りでけっこうガッツリ出てます。
「 Berryz 工房『青春バスガイド』発車いたしまぁす」
「本日は『青春バスガイド』をご利用いただきまして、まことにありがとうございました。またのご乗車をお待ちしております」
イントロとアウトロそれぞれのセリフ。これ CD 音源でも聞けるのでしょうか。
遊び心のあるおもしろい試みだと思いますし大江アナはファンなのでその起用が単純にうれしいです。
PV初出演の大江アナは「穴があったら入りたいです」と照れながらも、「アナウンサーの業務としてはなかなかできることではないと思うので、いい思い出になりました。もしも将来、結婚して子供が生まれたら、『ママはアイドルのミュージックビデオに出たんだぞ』と自慢させていただきます」。 中日スポーツ
憧れのバスガイドさん的な役割を大江アナは見事に完遂したようです。
しかし変テコな曲です。
たしかに「修学旅行の美人バスガイドさんの思い出」みたいなのは学生あるあるネタですが、もうそのままのコンセプトの曲を女性アイドルに歌わせちゃう、というのは、なんたる倒錯。
つんく♂にとっては「いいネタ思いついたで!」でしょうか。それにしても楽曲という形にして発表する場合、こういう手段でしか発表する方法がないというのは、いろいろややこしいです。
だって、女子集団ベリーズにぶかぶかの学ランまで着せちゃったり、あげく熊井ちゃんに「♪マイクに生まれ変わりたい」とか歌わせちゃったりするんですよ! しかも鬼気迫る表情で! 完全に中学生男子の妄想です。コンセプトを貫き通したいがための強攻策に過ぎる。聞いててこっ恥ずかしいです。
そのいっぽうで、大江アナのバスガイド姿にとらわれることなく歌詞を聴くと、あくまでストレートに「女子が男子に片想いをしてる」歌として解釈することも一応可能ではあるようです。
ますますややこしいですね。
あと楽曲アレンジは悪い意味で死にそうです。
PV としては、モーニング娘。「女子かしまし物語」( 2004 年)の名作「パニックトレイン Ver.」みたいに終始バス車中のドタバタな様子だけで完結させる、みたいな手法もあったんじゃないかなー、とか今思いつきました。
ところで今回の大江アナの起用は、新曲にまつわる話題作りとしてはとりあえずプラスに働きそうなわけですが、いわゆるハロプロ系の PV にメンバー本人たち以外が出演するのって、いつ以来のことだろう? と考えを巡らせます。
パッと脳裡に思い浮かぶのは、初めてのシャッフルユニット青色 7 の「青いスポーツカーの男」(2000年)にシャ乱 Q まことが出ていたことです。あるいはモーニング娘。「ふるさと」(1999年)の PV にメンバーの親が出演したこともありました。
記憶が前世紀でストップしてます。
むしろずっと気になってるのはこっちなんですが…↓
大江アナ「中学時代に遭った痴漢」男話!!
まさかDVDで出るとは!!
封入特典
大江麻理子手形(実物大)