℃-ute サーキット

週末にサッポロファクトリーでのイベントで矢島舞美さんと握手をしてきたので、なんかいろんなエクスキューズを取っ払って平然とその話をしたいと思います。


矢島さんといえば今や懐かしの ZYX 時代にはちんちくりんのアジアン系の浅黒美少年というような印象が強かったのですが、今やすっかり筋骨隆々のガテン系の美女に成長されてしまわれました。肩幅のシルエットから足首のキュキュッとした締まり具合までがことごとくアイドル的に美麗でありながらいっぽうで強固にアスリート的でもあって、このバランスが実によく、見惚れるほどたくましい。

いつもハロー!プロジェクトのスポーツ大会等で見せている脅威の身体能力をこの握手会イベントでも遺憾なく発揮していた矢島さん。遠目から握手会の序盤の様子をしばらく傍観していたところ、どうもヲタ猛者どもを両手で握りしめる握力がぐいぐいとなかなかに強靱なご様子で、その地力が早くも脅威であった。また握手をしている最中も、そのご尊顔をだな、いくらテーブル越しのこととはいえヲタたちの顔面にことごとく惜しげもなくおもいっきり近づけるというとてもアグレッシブな態度を終始取っていたのである。近い近い!

対するぼく自身は握手会というヤクザなおさわりイベントに臨むとき特有のいつもどおりの緊張感に包まれていて、しかしそんなガチガチの心拍数↑↑状態を保っておきながら、「別に ℃-ute のメンバーに対しては誰にも特にいっさい何を言うこともない」という非礼さも心中に同居していて、結局ずっと伏し目がちだ。だいたいどうしてそんなローモチベーションのていたらくで ℃-ute のイベント会場なぞにいるのか。もはや業(カルマ)としか言いようがない。

そんなふうに心の余裕のないまま死刑絞首台に上るように自ら一歩一歩亀の歩みを進めてステージ上へ。で、一分の隙もない超美麗なアイドルアルカイックスマイルで待ちかまえる矢島さんとギュッ。


・・・あああ、力強い矢島さんの手の平の温度がとてつもなく熱い! 焼ける!!

なんだこれはいったい。ぬくもり、という生やさしい言葉では足りないくらい灼熱だ。

はたして矢島さんのこの手の平の熱さは、真夏のお昼の陽気のせいなのか、相次ぐヲタ猛者どもとの暑苦しく過酷な握手しっぱなし状態により一時的に体温↑↑なせいなのか、あるいは矢島さん自身が手の平にドラゴンボールとかでよくあるような対戦格闘系のエネルギー波的ななにかをいつも溜め込んでいるせいなのか。不埒な悪行三昧を仕掛けるヲタをその場で「波ーーーッ!」と瞬殺するのか。直接的に体感した現実に驚嘆しすぎてあぁ妄想もまったく冴えませんが。

しかし少しばかり発育が順調すぎるその大きな体躯を折りたたんだ前傾姿勢の矢島さんの美貌には、 それでも ZYX 時代のアジアン系浅黒美少年な面影を大いに残した幼い微笑みが未だに浮かんでいて、そこだけはなんかちょっと安心したのである。大人になんかならないで。



あとこのイベントの他の思い出としましては、せっかくの握手の列ではあったのだが本当に何も言うことがなかったため「どうもどうも」と日本人的にエヘラエヘラ口元だけの笑いで自ら高速でその場をやり過ごそうとしたため、間が保たなかったらしい村上愛さんに、「ふっ」と苦笑されたりした。