年末の楽しそうなイベント「第1回アイドル楽曲大賞2012」に投票しますので、その内容を以下に記します。今年1年の間にリリースされたアイドル楽曲のベスト5を選んで決めてワイワイやろうという催しです。
5位(0.5pt)「永久星座」吉木りさ
吉木りさ「ボカロがライバル☆」収録/2012.08.22/日本コロムビア
グループアイドル全盛時代にソロ歌手さんはさてなにを存在意義の拠り所とするべきかと考えた場合、そのアドバンテージの1つとして、たとえどんなに団結力、絆の強いユニットを標榜していようとも決定的にかなわない凝縮した想いを届けることができる、ということはありますよね。この応援歌であり、子守唄のようにも聴こえる芯のあるバラードからは吉木さんの透き通った気持ちが染み入るように伝わってきます。
4位(0.5pt)「火山灰」フレンチ・キス(柏木由紀)
フレンチ・キス「ロマンス・プライバシー」収録/2012.07.18/avex entertainment
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ゆきりんに関しては中野サンプラザのソロライブにもフレンチ・キスとしてのイベントにも行けてませんし、そういえば握手も3年以上してないというとてつもない放置ぶりなのですが、それでも家でテレビ観たりラジオ聴いたりのまさかの在宅活動である程度満足している現状。ラジオでよくかかるこのバラードも音源さえ手元にないのですが、これがいつ耳にしても実にいいと。常に思うこととしては後藤真希さんの歌声に肉薄しているし、加藤いづみっぽいはかなさもある。
3位(0.5pt)「少女トラベラー」9nine
9nine「少女トラベラー」収録/2012.01.25/SME Records/
夏のTIFホットステージで東京女子流、吉木りささん、SKE48の豪華ライブをステージ付近でもみくちゃになりながら次々と体感し、それゆえ疲労もピークに達したところで目撃した9nineさんのライブは、精神的にも物理的にも目の前のモヤが一気に超すっきり晴れたようにズバ抜けて楽しく、とても快適なものでした。そのほかのイベントでも環境的なプラスを伴って好感を持ち続けることができた9nine。しいて1曲あげるとすれば近未来的サイバー感をまといメランコリックがとまらないこの曲です。
2位(0.5pt)「真夏のSounds good !」AKB48
AKB48「真夏のSounds good !」収録/2012.05.23/You, Be Cool!
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地下鉄丸ノ内線新宿駅を通りかかり、そこに掲出されている大きめのポスターで眉目麗しいメンバーさん達がおおむねシンプルな白ビキニ着てずらっと並んでいるのを初めて目にした瞬間「わ、これ以上のことはないな!」と瞬間的に平伏。一番売れてる人達が夏先取りの絶妙なタイミングで混じりけのないどストレートな訴求力抜群のビジュアルを打ち出してくる痛快さったらないです。計算し尽くされたことではあるのでしょうが、こういう長いものにゆるく巻かれるのは好きです。
1位(8.0pt)「ボカロがライバル☆」吉木りさ
吉木りさ「ボカロがライバル☆」収録/2012.08.22/日本コロムビア
ハロプロファンを続けていると新曲が定期的に出るのは当たり前のことと感じてしまい、市場を占める割合がごく一部かもしれないアイドルさんの輝く明日が来るかもわからないような現状には考えも及ばない。我らが吉木さんはこのソロアイドル逆風の真っ最中、ただただまっとう爽やかに、でもちょっと変な楽曲をヒャダインさんプロデュースで出すことができた。やぁすばらしい。その事実だけですでに最高なので、シングル表題曲に最大限の票をドーン!!