「 Perfume 」は「 f 」の発音が難しい

いやそりゃ承知してはいるのですよ「 Perfume 」の日本語的な発音ならびに表記が決して「パヒューム」などではなく「パフューム」ないし「ぱふゅーむ」であることは。「f」の発音が「ヒュ」ではなく「フュ」であることは。日本人とはいえ英語圏における発音を意識して「f」の音をリアリティ溢れんばかりに奏でたいがために前歯出して下唇をちょっと軽く噛んで「フュ」って無声音的に言えばいいのでしょう。なんだ、したり顔してネイティブ気取りで「フュ」か。欧米か!

さて最新大爆笑ギャグも飛び出したところで文章を続けますと一応中学英語までは真剣に勉強してたぼくだけど積年の課題として残念なことにこの「f」の音がうまく発音できません。DVD のことをデーブイデーとかいうおっさんと同レベルであり「パフューム」よりもカタカナ流発音でいろいろごまかしている「パヒューム」のほうが二兆倍口に出しやすい。

ちゃんと正式に「パフューム」って言おうとすると、なんか口元がですね、こうゴルフをする人によくある症状のいわゆるイップスのようになってしまって強烈な緊張感に見舞われてしまい、上下の唇が口笛を吹くような必要以上に先鋭化された形状と化しまして、尋常じゃなく醜い音が、「ブブブブブブブブブヒュー」って人間の発する音声とも下痢便とも形容しがたい音がだだ漏れしてしまい、そこから最後の「ム」の音までたどり着けないまま発語することを諦めてしまうのです。これはとても残念なことです。

口笛は人並みに吹くことができるし「 F 」のコードもギターで抑えられる気がしているのだけれど、「パフューム」だけは本気で発音できません。だからこれからも心の中では「パヒューム」です。パヒュームさんたちの音楽をこれからもそれなりに聴いていきます。


ところで「 QuickJapan 」74 号は購入してパヒューム特集を全文字読みました。

今まさに新時代を築き上げ中のパヒュームの比較対象としてハロプロのことが無闇にけなされてやいないだろうかと危惧しながら読み進めたものですが、ライムスター宇多丸掟ポルシェなどハロプロ界隈と人脈がかぶってる部分もあって、こてんぱんにのされるようなこともなく、まぁ軽くジャブを入れられる程度でダメージは最小限で済んだ模様なのでした。よかったよかった。

あ〜ちゃんの写真うつりは高橋愛にことごとく似ていると思うのだった。

しかし辛酸なめ子が想像以上にハロプロに傾倒していたのにおどろいた。Berryz 工房とか GAM とかに言及してんの。そういえば美勇伝の「紫陽花アイ愛物語」のときの握手会にも来てたんだっけ。今はパヒュームにお熱らしいけど、そのうちコンサート会場で見かけるかも知れませんね。どうでもいいですかね。