青年期

日付は変わって土曜日、昼 1 時過ぎからカラオケ 2 時間。ハトヤさんとタイマンの『 2人 』。最高気温が氷点下の寒い寒いススキノに集う。

生まれ育った土地と家族に別れを告げて結婚。ついにこのときが来た。これからは大勢の中のひとりではなく一対一の関係性の中で時にはラブラブ、時には怒り心頭に発し、時には妥協し、と精神的にも肉体的にも負担が大きく目まぐるしい生活を余儀なくされる。もちろんその一方で得るものも大きく基本は夢と希望に満ち溢れたハッピーるんるん♪な日々を過ごせるはずである。

最初のうちは健気に今年のハロプロ楽曲(主に美勇伝)を歌っていたのが、いつの間にかジャニーズ古今東西みたいな流れになってトシちゃんとかマッチとか予定外に歌い始めるハメになったのもまた人生だ。いっぽう TOKIO の「花唄」がやっぱり歌えなかったのは青年期のトラウマ。赤ん坊のあのときと同じ「青春アミーゴ」♪ SI! の産声は、カラオケルーム備え付けの鳴り止まないタンバリンと共に、あらためて力強く轟いた。♪ SI! 三つ子の魂。