カラオケ是即人生也

問:最初は四本足、次は二本足、最後は三本足の生き物、これな〜んだ?
答:人間

というのは、要するにハイハイで四つん這いの赤ん坊時代から二足歩行に華麗なる進化を遂げていよいよ世界中を駆け回るようになった青少年そして壮年時代を経て最終的には老いさらばえ杖をついて「三本」の足で歩くようになる、というスタンダードなぞなぞの Q&A で、ギリシャ神話でスフィンクスが人間にこう問うたのが発祥らしいが詳しくは存じ上げない。

で、ぼくがこの金曜日と土曜日の週末二日間に札幌市内のあちこちのお店で嗜んだカラオケ、そのいわば「カラオケ行脚」ともいうべき歌バカな余暇の過ごし方の中において、本来ならばただマイク握りながら阿呆みたいなひょっとこ顔で愉しく歌っておれば良いものを、なにやら上記ギリシャ神話のなぞなぞにも似たような単純にして深淵なる人生の縮図をうっかり想起してしまったので、その感覚をそのまま記していきたい。

つまりは単なるカラオケ日記なのだが書き方がややっこしくて面目ない。