なげきのパフュームカフェ

で、↓コメント欄に、超優秀おもしろハロプロブロガーだったはずがいつの間にかミーハーにわかパフュームブロガーへと華麗なる転身を遂げようとしているエロ火さんからメッセージがあったように、ちょうど現在、期間限定で札幌市内のススキノにほど近い「ノルベサ」というひどいネーミングの複合商業施設内 3F フロアにて、「 Perfume CAFE SAPPORO 」というおそらく公式的なお店がオープンしているんだけど、ぼくはちょうど今日の仕事帰りにフラッと立ち寄っている。ので以下はそのお話。

ちなみにこのまったく同じフロアには「ハロプロショップ札幌店」も端っこにチョロッと店を構えており、今 ℃-ute ちゃんの「大きな愛でもてなして」のナマ衣装が展示されていて見るたびにドキドキが止まらないのだけれど、ともかくここの 3F は北海道のアイドルファンにとってはちょっとした聖地扱いされてもふしぎではない夢空間ではある。

ところが理想と現実は往々にしてうまく噛み合っていかないもので、17 日木曜日の夜 19 時頃にうわさの Perfume カフェは実際どんなものかと覗きに行ってみたはいいのだけれど、いくら平日とはいえ笑えないくらい閑散、殺伐とした空気が漂っていて、わーやばい、もう一度グルッと見渡してあらためて状況を頭の中で整理してうわわわわと本気で悲嘆に暮れてしまった。

たしかに Perfume の「 Baby cruising Love 」のイメージを中心とした最新写真が壁とか柱とかあちこちに貼られてるわ大小さまざまのモニター画面にはさまざまな PV がエンドレスで流れているわ、とその気になれば Perfume のイメージどおりのエレクトロテクノポップワンダーランドに浸れる環境のはずなんだけれど、50 人くらい座れそうなほど気合い入れてたくさん設えている椅子テーブルに、お客さんは、なんと 7, 8 名ほどしか座ってなかった。やぁこの人数はとてもダメです。空席祭りです。

ひとつでも飲み物を注文するとおそらく Perfume の写真入りの「特製コースター」がもらえたらしいのだけど、どうにも注文すること自体がためらわれるような困った雰囲気で・・・。

これで優秀ブロガーなら写真の一枚でも撮ってビジュアル的にもわかりやすいゆかいレポートのひとつでもこさえるところ。でもカメラ持ってないし、イベントものにはフラッと行ってフラッと立ち去るみたいなスタンスが心地良いとひとり勝手に悦に入っているため、しょっぱい記憶として自分の胸の内にだけひっそり留めておきたいのだった。とかいってエロ火さんにそそのかされるかたちでつい書いちゃったけど。2008 年ノリノリな Perfume のみなさんにとっては涙の下積み時代を思い起こさせるような殺風景であるにちがいなく、そんな逆境には慣れてるんだろうが、見たら激ヘコみそうな光景だった。