ベスト!モーニング娘。2

モーニングさんのベスト 2 枚目。もちろん聴いたことはあったけど iTunes に入ってなかったのでツタヤで借りてあらためて聴いてみる。

聴くというかパッケージをしげしげと眺めていて思うのは、デザインがすっごい煮え切らない仕上がりになっているよね。中途半端。何がどうあれ右上に配置されている円形のロゴをとりあえず中心部分にどかんと据えて欲しいという直感的な感情をぼくは抑えきれないでいる。

ちなみにこのデザインに関しては、たしか当のデザイナーが自らの web サイトで「事務所とのあいだで悶着あった」とかいう話を書いていた記憶がある。そんな大人同士の悶着の結果、産み出された商品が目も当てられないようではベストの名が泣きますね。

内容的にもアレンジャーが daichi 、daichi 、小西挟んでまた daichi みたいなイメージで最悪・・・いやそこまで酷くはないけれど・・・「酷い」というのもまた語弊があるな・・・。

とはいえ正直な話、「 AS FOR ONE DAY 」や「 Do it Now! 」あたりのマイナー調のメロの楽曲を独特のアンダーグラウンドな世界観に仕上げる daichi さんのことは、ちょこっとだけ好きだ。でもね、ひとたび盛り上げ系統の楽曲を手がけた日には、もうやーだー。音しょーぼーいーーー。


ところでもはや耳タコとはいえ「そうだ! We're ALIVE 」のスケール感には毎度のことながら圧倒される。歌い出し一発目から圧力が尋常じゃない。間奏がもう少しやっつけじゃなかったら問答無用でハロプロ歴代ナンバー 1 楽曲に推挙できたところだ。

あと「モーニング娘。ひょっこりひょうたん島」を聴いていたら、たしかに全体的にうすらさむいし、とことんカラ元気だし、珍奇なセリフ入りだし、でもそれこそがすべてモーニング娘。だし、みんな声若いし、といろいろで、たった 4 年くらい前の曲なのに、なんだか急に涙腺が刺激されて弱った。たまに思い出したようにいろんな曲を聴いてみると、まずいよね、どうも。十年の歴史。