ほんとのクラップば教えちゃる

クラクラ ディナータイム」のクラップ通称クラクラクラップは、当の石川梨華本人からもラジオで「覚えておいてください令」が出るなどライブに際する必修科目となっていた部分があって「しかしどう覚えていいやら・・・」と首を傾げていた我らインターネッターとしては当サイトのアンテナからも飛べる「 HELLO!! PROGRESS!! 」さんの書かれたクラクラクラップ教則テキストというのがこれ絶対的にわかりやすく僕のような不心得者は最初のうちはめんどくさそうだと思ってまったく覚える気もなかったのだけれど聞いているうちに自然に耳に染みついちゃうというのもあるし理屈としてもこれはどうやらライブで愉しそうだぞということで最終的に上記サイトさんのテキストは教科書としてたいへんお役立ちであった。

また公演での実践を経るごとに我がクラップの精度も正直ぐいぐい上がっていき「実践段階での明らかなリズム間違い」「そもそもの記憶違い」というふたつのミスを除けば九割方は正しく手拍子が叩けるようになったものだから二日目の昼公演とかでは明らかに調子ぶっこいで両腕をピンと天空まで伸ばしてこれ見よがしにクラップ指揮者を気取ってみたものだけれども、しかし、皆さんね。この曲は主に上半身をフル稼働させるクラップ行動にばかり目を奪われがちであるが、ライブで体感したらこの「クラクラ ディナータイム」というのは楽曲自体が実際めちゃくちゃ愉しい仕上がりになってるのが分かるわけで、というのもハロプロ御用達の超渋アレンジャー AKIRA 編曲でリズムパターンがこうずしずし重厚であるのと同時にてろてろと軽快で痛快な音が終始流れていて、どちらかといえば「クラップ」よりも僕としては下半身フル稼働の「ステップ」でリズムを取ることのほうが、とても健康的な味わい方だと途中で気づかされるのだった。

だもんでこれからそのステップさしづめ『ステステステップ』の方法をかなりうそくさく教授してみることにする。とても簡単だからだまされたと思って次の数行を読んでみて。まずもって基本的には「スキップ」の要領を足下の意識に刻み込んでもらうとよいです。右足で地面をとんとん( 1 拍 2 拍)、左足で地面とんとん( 3 拍 4 拍)、右足ハイとんとん( 5 拍 6 拍)、左足ハイと〜んとん( 7 拍 8 拍)・・・ってするの。あとはひたすらこれの繰り返しなの。同じようなステップを美勇伝の三人もステージでたしか踏んでいたはずで、特に梨華ちゃんがステージ上でいつもやってるように地面についてない方の跳ね上げた膝はなるべくぼい〜んと高く上げるのがポイントです。非常に美しく見えます。実際これやってみると運動量は半端じゃなくて死にそうになりますが、でもこのスキップなステップと共にクラップも完璧にこなせるようになれば、たとえばヲタ芸とか PPPH とか楽曲に不釣り合いなコールばっかしてるときには味わえないような尋常じゃない浮遊感が味わえること請け合いですからたのしいたのしい美勇伝コンが終わって死ぬほど虚脱感に襲われている人はためしに一度実践してみるといいですよ。束の間ハッピー気分に浸れます。