クラップユアハンズ

M-8「クラクラ ディナータイム」は「クラクラ」というタイトルがそうさせたのか、あるいはその逆で音がこうだから「クラクラ」というタイトルになったのか、クラップ、すなわち手拍子が音像を支える心臓部と化していて、 web 上のヲタさんたちの間では「このクラップはぜひとも覚えたい」「いかにして覚えるか」みたいなことが重点課題になっている様子である。熱心なことでたいへんけっこうなのだが、しかしそのリズムというのが一筋縄ではいかずなかなかに複雑なもので、いざ自分もやってみるとなかなか難易度が高く、っていうか率直に言ってムリ! というわけで早々にマスターは諦めた。南無。もしもライブで本当にクラップが必要になるんだったら美勇伝のお三方がステージ上から優しくレクチャーしてくれるのを真似すればいいみたいな手筈になるのだろうし、実際クラップが振り付けに採り入れられるとしても、それはおそらく曲中の一部分だけで、あとはぜんぜん別のダンスになるように予測される。よってあまり真剣にマスターしなくても良いような気がするのである。むしろ素人ヲタ集団の手拍子などズレないわけがないのであり耳障り注意報を発令したい。絶対みんな「気が散る」と思う。イラッとすると思う。むしろあの「曖昧ミーMIND」のように音を聞いただけではわからなかった見どころ満載の仕掛けが現物にはあるのかも知れず、そっちに注目することにしようよ。それよりも既発シングル曲の振り付けをちょっとでもいいからマスターしないと。ねぇ、せめてちょっとくらいは踊りたいじゃんねぇ。踊らせて。あ、でもライブハウスだからギューギューだからあんまり踊れないのか・・・じゃあもうあとは凝視するしかないか・・・。そういや、去る 6 月の美勇伝コンでは「さくら満開」とかまったく歌われることに必要性を感じられなかった楽曲のときにテンションがガタ落ちして、そのかわり携えてきた双眼鏡でもってしていろいろあらぬところを凝視して逆にテンションあがったりもしたっけ。