20 回目[渇望]

さて、4 月 27 日の発売から 1 週間。

そろそろシングル CD ならびにシングル V のオリコン初登場順位が発表されるころで、まぁシングル V の順位なんて誰も注目してないわけで肝要なのはシングル CD のほうだ。

明らかにセールスは低落傾向であって新メンバー加入という「寺田家にまたひとり可愛いお子様が誕生しましたよ!」といった趣の「親族一同を挙げて」的な歓迎、祝賀ムードも、めざましテレビの大塚さんによる「オーディション……やってたんですねぇ」一発で興ざめの昨今である。もう、誰も知らない。ハロモニが放送されているという日曜日は定休日なはずの大塚さんでも知らないのである。

そんなネガティブ丸出しの状況でヲタに最大限できることといえばアップさんの金蔓になることしかないわけだが、「大阪 恋の歌」はシングル CD 、ごめん買ってない。例に漏れずシングル V 一枚で満足。

ただいつものお決まりでレンタル店で借りてきたは借りてきて、さっきドライブがてらカーステで爆音で聴き倒しておいた。風は強いけどいい天気だ。そんなお日柄と「大阪 恋の歌」、不釣合いなこと甚だしい。

また、かなり使い倒してきて塗装も禿げてきたイヤホンの配線がいよいよおかしくなったことをきっかけに電気屋で新品のイヤホンを購入してきて、家の中でもまたイヤホンのモニターがてら「大阪 恋の歌」を聴いている。

鈴木 daichi 秀行の例のごとくなアレンジであり、つんく♂エゴ丸出しの関西弁であり、現段階のモー娘。がこの曲を歌う必然性の不透明さであり、頭でいくら考えても、なかなかこれといった一推しの理由が見つからないこの「大阪 恋の歌」だが、なぜか今、正直ものすごーく身体が欲しがっている。

ちょっと圧倒されてすらいる。