6 回目[直感]

編曲を担当している鈴木 daichi 秀行の奏でる音に、また今回も新発見はひとつとして無かった、と楽器のひとつもまともに弾けない音痴ヲタがまた懲りもせず不平を垂れますよ。

ほんとここまで既成の枠に囚われた馴れ合いの音ばかり鳴らすアレンジャーも珍しいと思う、といってもぼくの場合ほとんどハロプロ系の楽曲しかまともに聴いてないので比較対象はすべて高橋愉一とか平田祥一郎とか数人に限られてくるんだけれども、他のアレンジャーの手によるものならば、オゥこれは、と目ざましい発見、耳娯楽がなにかしらあるものだが、それが daichi 氏には、無ぇ。

それでも間奏は daichi 氏にしては珍しくギターではなくストリングスの音が起用されていて、そこの一工夫は評価したいんだけれども、にしてもやはり耳に気持ちよくはない。これはいわゆるトレモロっていう種類なんだろうか、どうにも安い。

ただ daichi 氏のアレンジでは重低音がたいていの曲でかなりぶ厚くなっていて、あまり耳に気持ちよくないぶん、理屈ではなく全身にずしずしと響いてくるのが良いところ。ライブで盛り上がるには、これくらい大雑把なほうがいいのかも知れない。と、 aiwa のミニコンポを使ってる貧弱環境ヲタが述べますよ。