8 days a week

先週の土曜日を皮切りに、日、月、火、水、木、金、土、そして本日の日曜日と、「九日連続でアルコール飲料の類を一切飲んでいない」という、社会人になって以来初の偉業を達成しつつあります。ここ数年は、たとえば深酒の結果二日酔いを招いてしまって体調最悪な日の夜とか以外は、基本的に一日も欠かすことなくお酒を飲み続けてきたもので、「こりゃどうやらアル中だな」と二十代にして早くも己の死期を悟りつつあったわけですが、なんか違ったようです。痔のせいで己の体調を慮って酒を自重したというのもありますが。ともかく「飲まないぞ」と意志を固めておればいくらでも飲まないでやってられるという強靱な精神力を持っていることが判明しました。と、誰にも好感を得られない自画自賛をしたところで、明後日あたりにはさっそく職場関係の飲み会が控えているため早くもあっさりアルコール摂取の習慣は復活の兆しです。その日の一杯をきっかけに再び坂道を転げ落ちるようなアル中生活に元戻りしなければ良いのですが・・・。

などと、最近の下ネタおげれつウンゲロ更新など無かったことのように真面目に身辺雑記を書き連ねつつ、週末恒例! 「今日のハロプロ」を、眠りに就くまで以下に書き記していきたい。

進化ノ季節・・・

amazon で注文して 4 日くらいしてから到着した松浦亜弥さんの最新ライブ DVD 「進化ノ季節・・・」を鑑賞。「 20% オフなので買った」程度の熱量で、特段フラゲしたいような気もなく、また実際このライブ公演の生観覧には一度も訪れることがなかったという気の抜け方が僕の現状だ。そのうえ他の優秀モーヲタテキストサイトさんで掲載されていたであろうこの公演に関してのレポとかをそんなにまともに読んでもいなかった。

だからこそ逆にこの DVD は新鮮な気持ちで鑑賞することに成功したのである。

この日曜日は大相撲初場所の千秋楽に夢中だったせいで途中の「 Thanks! 」までしか見ていない。平幕で身長 168cm と小兵の豊ノ島の 12 勝と敢闘賞&技能賞ダブル受賞はたいしたもので来場所の活躍もまた期待されるところである。同じく小兵のモンゴリアン安馬(あま)も技の豊富さに加えて身体も強靱さが一段と増したようでヘタに負けない力士になりつつありこちらも依然として愉しみ。

あ、まぁ相撲のことはとりあえずいいや。ファーストインプレッションとして、この DVD はやたら「音」の質がいいような気がしたのだ。ぼくは CD や DVD 商品に関しての音なり映像なりの評価能力に関してはバカ同然なので何と比較してどうこうというわけではないのだけど、なんかこう、やたらびしびしと音像が耳に突き刺さってくるようで、おもわずボリュームを下げ気味にしてしまうほど。単純に出力される際の音圧が高めに設定されてるとか、どう表現していいのかわかりませんが、そういうことなのだろうか。

ともかくなんか基礎体力としての迫力がなかなかすごいと思った。


「 The 美学」から出現している生ブラス隊の三人のお兄さんが松浦さんと一緒にそれなりに踊ってるのが、斬新ですね。こんなもの今さらの遅すぎる感想なんでしょうが、お兄さん達は本業のダンサーじゃないはずで動きはおおむねぎこちないものの、そこがかえって見物しているヲタの共感を招くというか、そもそも客席から登場してステージに歩いていったように生ブラス隊に気取りはなく、みんな同じ目線で松浦さんのコンサートを愉しもうよ! みたいな心意気を体現しているようでその一体感が心地よいです。

渡良瀬橋」の間奏で松浦さんが鍵盤ハーモニカをトチったのは、「愛嬌」という表現しか思い浮かばない。もともとやんなくていいことにあえて挑戦したわけだからトチろうが評価は変わりません。


顎関節症のせいで、このツアーの収録日以前の二公演を休んだことを初めの MC で謝罪していたのには不意討ちを喰らった。ていうか未だに顎関節症は完治してないのだろうけど休んだとか謝ったとかいうのはけっこうな時事ネタぶりで、 DVD の商品内容としてはあんまり相応しくないカットしていい部分のような気もするのだけど・・・いや、かえって表も裏も隠さない率直ドキュメントな感じが評価できたりもするのだろうか。「サンデーモーニング」の張本勲だったら「喝だー! 歌手がステージで涙を見せちゃいけませんよー。ちゃんと歌わないと」とかって眉をひそめてもの申すと思うが、そんな妄想はとことんどうでもよかった。

そして残念ながら泣いてる松浦さんは普段の二億倍かわいいと思う。

PRISM

品揃えが充実している近所の BOOK・OFF に、髪ボッサボサ、髭も剃らぬままフラフラとご来店になった黒コートの僕こと不審者丸出しさん。一心不乱で写真集をボリボリ漁ってみた結果、後藤真希「 PRISM 」が 500 円で売っていたので迷わず購入した。ちなみに関係ないけど同時に 500 円で購入したのは前園りささんという北海道出身のアイドルさんの写真集なのだが、この人はポテンシャル高かったのにめっきり活動がフェイドアウト気味になってしまいとても残念だ。画像こそこれまで web で拾ってきたけど現物も回収することができて良かった。そういう不遇な部分を考えるとハロプロってのはなんだかんだいってタレント・ファンともどもこれでも恵まれた環境にあるんだよなぁ。

閑話休題。さて「 PRISM 」をパラパラとめくってみて、かなりボヤけた余分な写真もいっぱいあって何だこりゃ捨てカットだよーなどと悪態を突きたくなったりもしたが、後藤さんの肉体への脂肪の付着の仕方に関してはこのころがベストかも、とも思った。特にテカり気味のオレンジっぽい色の水着でほんのり靄がかかっている数枚がいずれもとてもお気に入り。おなかのあたりがいいですね。表情も幼いのと艶っぽいのと何も考えてなさそうなのと中間で年齢的にもいちばん油の乗ってる頃か。2004 年 5 月 5 日発行。おっぱいも大きすぎなくてちょうどいいや。

ベスト!モーニング娘。2

モーニングさんのベスト 2 枚目。もちろん聴いたことはあったけど iTunes に入ってなかったのでツタヤで借りてあらためて聴いてみる。

聴くというかパッケージをしげしげと眺めていて思うのは、デザインがすっごい煮え切らない仕上がりになっているよね。中途半端。何がどうあれ右上に配置されている円形のロゴをとりあえず中心部分にどかんと据えて欲しいという直感的な感情をぼくは抑えきれないでいる。

ちなみにこのデザインに関しては、たしか当のデザイナーが自らの web サイトで「事務所とのあいだで悶着あった」とかいう話を書いていた記憶がある。そんな大人同士の悶着の結果、産み出された商品が目も当てられないようではベストの名が泣きますね。

内容的にもアレンジャーが daichi 、daichi 、小西挟んでまた daichi みたいなイメージで最悪・・・いやそこまで酷くはないけれど・・・「酷い」というのもまた語弊があるな・・・。

とはいえ正直な話、「 AS FOR ONE DAY 」や「 Do it Now! 」あたりのマイナー調のメロの楽曲を独特のアンダーグラウンドな世界観に仕上げる daichi さんのことは、ちょこっとだけ好きだ。でもね、ひとたび盛り上げ系統の楽曲を手がけた日には、もうやーだー。音しょーぼーいーーー。


ところでもはや耳タコとはいえ「そうだ! We're ALIVE 」のスケール感には毎度のことながら圧倒される。歌い出し一発目から圧力が尋常じゃない。間奏がもう少しやっつけじゃなかったら問答無用でハロプロ歴代ナンバー 1 楽曲に推挙できたところだ。

あと「モーニング娘。ひょっこりひょうたん島」を聴いていたら、たしかに全体的にうすらさむいし、とことんカラ元気だし、珍奇なセリフ入りだし、でもそれこそがすべてモーニング娘。だし、みんな声若いし、といろいろで、たった 4 年くらい前の曲なのに、なんだか急に涙腺が刺激されて弱った。たまに思い出したようにいろんな曲を聴いてみると、まずいよね、どうも。十年の歴史。