2016年「第15回ハロプロ楽曲大賞」選考結果

今年2016年度に発表されたハロー!プロジェクト関連の楽曲のうち、よかったと思う5曲を投票する「第15回ハロプロ楽曲大賞」に今年も参加します。毎年恒例。特に今年の楽曲大賞はハロー!プロジェクトのメンバー針すなお風似顔絵で表現したイメージイラストが最高すぎるので、その時点で満足してもいます。

http://www.esrp2.jp/hpma/2016/

楽曲部門
5位:男と女とForever / ℃-ute / 0.5pt
4位:愛はまるで静電気 / ℃-ute / 1.0pt
3位:Summer Wind / ℃-ute / 2pt
2位:羨んじゃう / ℃-ute / 2.5pt
1位:夢幻クライマックス / ℃-ute / 4.0pt

なんと1位から5位まで℃-uteが独占!

5位の「男と女とForever」はアルバム曲で春ツアーのオープニングを飾った印象がとにかく強い。岡井ちゃんのボーカルと、ライブでのなっきぃとまいまいに持ち上げられたフライングを鮮明に覚えています。4位の「愛はまるで静電気」は2016年の年末時点での最新シングルで久々にかわいらしさ全開の℃-uteが楽しめる。まだこの曲の全貌が明らかとなる前に、愛理が℃-uteの日のイベントで振り付けの一部を披露して、それが「浮気なハニーパイ」みたいだったのでどうなることかと思いました。3位の「Summer Wind」はつんく♂さんの楽曲で文字通り夏がテーマなんですけど、これ本当にいいのかというくらい涼やかというより凍りついたように音の数が少なく森閑としたアレンジ。メロディが歌謡曲丸出しで好みです。2位の「羨んじゃう」は愛理楽曲といってもよくバースデーイベントでもソロで歌っていました。ハロプロ研修生の堀江葵月さんと前田こころさんがバックダンサーでやたら全力でセクシーな振り付けに臨んでいた記憶があります。1位の「夢幻クライマックス」は諸々ひっくるめて完成度が高く、こういう曲で「ミュージックステーション」出てほしいなというさほど無理目でもなさそうな願望を投影してしまいます。

MV部門
3位:Singing〜あの頃のように〜 0.5pt
2位:愛はまるで静電気 2.5pt
1位:夢幻クライマックス 3pt

なんと1位から3位まで℃-uteが独占!

3位の「Singing〜あの頃のように〜」MVはメンバー5人がすべての組み合わせでツーショットになり、全10通りのカップリングが楽しめる。2位の「愛はまるで静電気」MVはひたすらかわいいうえに、いろいろあって最後に「ありがとう」のメッセージがメンバーから放たれる仕掛けがあり感涙。1位の「夢幻クライマックス」MVは楽曲のゴシックな印象を損なわないどころか補完してより強固にする、とりわけ申し分ないイメージを与えてくれる素晴らしい作品だと思っています。

推しメン部門
中島早貴℃-ute

なっきぃかわいい

この半年間に読んだ本

立川談春さんの「赤めだか」文庫版。師匠の立川談志さんのエピソードはもちろんすごいし、談春さんも勝ち気。

赤めだか (扶桑社文庫)
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立川吉笑さんの「現在落語論」。吉笑さんの落語にかける思いや来歴もさることながら、落語界の基本的な感じがよく伝わる。

現在落語論
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立川 吉笑
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立川志ら乃さんの「談志亡き後の真打ち」。そもそもハロプロファンの落語家として親しみがあり、だいぶ本業のほうでもすごい方だと知ったのはつい最近のことです。

談志亡き後の真打ち
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立川 志ら乃
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三宅恵介さんの「ひょうきんディレクター、三宅デタガリ恵介です」。フジテレビのバラエティ番組制作の裏話がぎっしり。

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おほしんたろうさんの「おほまんが」。ハガキ職人でもあった芸人さんがTwitterで発表してきた面白いマンガの詰め合わせ。

おほまんが
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おほしんたろう
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戸部田誠(てれびのスキマ)さんの「1989年のテレビっ子」。テレビ近現代史を紐解く読み物として超面白い。

大森望さんの「50代からのアイドル入門」。書評家でSF評論家の大森さんがアイドルに目覚めてしまってからの日々。半分はハロプロなので親近感。

50代からのアイドル入門
大森 望
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爆笑問題・太田さんの「今日も猫背で考え中」。別タイトルで出てた本の文庫版。話し言葉で読みやすい。

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酒井若菜さんの「酒井若菜と8人の男たち」。酒井さんと8人の男性タレントとの対談本。人を思う気持ちがすごい。

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てれびのスキマさんの「1989年のテレビっ子」はマストで読めばいいと思う

てれびのスキマ(戸部田誠)さんの新刊「1989年のテレビっ子」は、テレビから放たれるお笑いやバラエティが好きな人はマストで読めばいいと思う。という一行で言いたいことが終わるのは悲しいので読書感想文をやります。

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℃-ute9枚目のアルバムのいいところ

2015年の「第14回ハロプロ楽曲大賞」の投票コメントを書いていたら途中で力尽きてしまった、という前回更新の反省をふまえまして、今回は12月23日に発売された℃-uteの9枚目のアルバム「℃maj9(シーメジャーナインス)」について10分でいろいろ書いて、そのまま臆することなくアップしたいと思います。

℃maj9(初回生産限定盤A)(DVD付)
℃-ute
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まずなにがいいってジャケットが最高です。僕が購入したのはこの初回生産限定盤Aで、いわゆるトールケースっていうんですか、DVDみたいな縦長のデザインで、まあメンバー5人全員かわいく映ってる。みんなそれぞれ全身でポーズ決めてお人形さんみたい。大きめのポスターがあれば部屋に飾りたいくらいです。2016年に新たに部屋に貼ったカレンダーは世田谷区のごみ出し日が一目でわかるカレンダーくらいなので潤いがほしい。

あと収録されている新曲はどれもそれぞれ聴きどころがあるんですが、特に「羨んじゃう」という楽曲が鈴木愛理さんフィーチャー曲という位置付けで吐息交じりの凝った歌唱技法が随所で用いられており、今後ライブで披露される日が待ち遠しいばかりです。またリード曲として扱われている「アイアンハート」はすでにライブで歌われており、イントロで毎回、岡井千聖さんがいろいろ違うセリフをほとんどアドリブみたいに言う趣向が楽しいです。

初回生産限定盤AについているライブDVDもよかった。2015年5月29日に恵比寿のリキッドルームで行われたライブが収められており、僕もこの公演には行きまして、翌月6月11日に℃-ute結成10周年の大舞台・横浜アリーナ公演を控えた多少の緊張感と、多少のことではもはやブレない磐石感が味わえます。

「第14回ハロプロ楽曲大賞」選考0秒、点数配分2秒、言い訳一生

「第14回ハロプロ楽曲大賞」に投票します。「2015年度に発表されたハロプロ楽曲の内、あなたの良かったと思う楽曲5曲をノミネートリストから選んでください」という年末恒例の企画です。
http://www.esrp2.jp/hpma/2015/

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てれびのスキマさんの「コントに捧げた内村光良の怒り」と高田文夫さんの「笑芸論」どちらも面白いという話

今年6月に発売された、てれびのスキマさんの「コントに捧げた内村光良の怒り」(コア新書)。確実に読むべきで、かつぐいぐい読み進めることができちゃう、テレビ好きの人にはもれなく本気でおすすめでしかない1冊です。

たとえばタイトルになってるウッチャンに関する描写。「とんねるずのみなさんのおかげです」の休止を受けて「誰かがやらねば」がスタートしたときの話とか、リアルタイムでその当時を生きていたとはいえ、まだ子供だったので詳しくは知らなかった。再発見みたいなものがいっぱい詰まってるので読む推進力になります。一度通して読みましたが、もう一度あらためて読むべきだな、と思ってます。

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「FNS27時間テレビ」よかったところとよくなかったところ

今年2015年の「FNS27時間テレビ」は体感だいたい7割くらい見てました。よかったところも、よくなかったところもありました。気の利いたことは書けませんが、メモってたことを書いていきます。

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