25日深夜のテレ東系「モヤモヤさまぁ〜ず2」で、この番組の伊藤プロデューサー（以降「伊藤P」）がさまぁ〜ずのふたりと大江麻理子アナに対して「モヤさまがゴールデン進出します」と告げる場面が放送されていました。
モヤさまでは「DVDの発売」や「特番の放送」が決定した場合、伊藤Pがカメラの前に出てきてレギュラー陣に報告をする、というのが恒例になっていて、今回もその則に従っているんですね。
「このゲームでぼくが勝ったら言うことを聞いて欲しい」
そんな約束で三村と卓上「ポカポンゲーム対決」をして、あえなく両者引き分けという結果に持ち込まれながらも、むりやり「勝ち点1」を収めた伊藤P。当初からの目的である「お願い」を、あえて言葉を濁しながら3人に伝えます。
○カミングアウト
伊藤P じゃ言うことを聞いていただく、ということで…
三村 強引な話だけど
大竹 なんなの？
三村 話によるよ
大竹 うん
伊藤P 実はまた「ゴールデン」をやることに…
三村 あぁ、春休みの（スペシャル）？
大竹 難しいところなんだよね。いい話だけど、ね
三村 厳しいところの裏（番組）ならやるよ。「売り」のドラマの裏とかね
大竹 そうですよね、うーん
大江アナ 強敵の裏で
伊藤P 本当によかったです
三村 あるの？特番
伊藤P そういう…
三村 何時間くらい？
伊藤 「54分くらい」ですかね
三村 54分？
大竹 1時間特番？
三村 じゃあもうサラッと泊まらずにいけるわけでしょ（※前回2時間半SPは1泊だった）
大竹 「尺（放送できる分量）無ぇから泊まる」みたいなの、わけわかんなくなっちゃうから
伊藤P なんか「毎週特番やってく」みたいな感じになってく、っていう…
三村 ん？
大竹 なってく？
大江アナ 毎週？
伊藤 毎週同じ時間にこう、やってく、みたいな感じ…
大竹 ゴールデンタイムに？
三村 毎週同じ時間に？
大竹 「毎週決まった時間に特番をやっていく」ってこと？ゴールデンタイムに
三村 それ特番って言わなくなってくる
大竹 それ「レギュラー」だよね？
伊藤 ま、俗に言うレギュラーになるのかも知れないですね
三村 俗に言うレギュラー？
大竹 ゴールデンタイムの？
伊藤 ま、ゴールデンタイム…
大江アナ えー？
大竹 モヤモヤが!? それはダメだよ！
三村 意味がわかんない意味がわかんない。テレビ東京どうしちゃったわけ？
大竹 テレビ東京さ、モヤモヤのあり方、ずっとわかってないよね
伊藤P ま、正直困ったなーとは思ってます
○社内にファンが多い
大竹 なんでそれを急にやることになったの？
伊藤P 実はテレビ東京の中にモヤモヤさまぁ〜ずのファンが多いんですね
大竹 それはありがたいね
三村 ファンでいてくれてるのはありがたい
伊藤P すごい偉い人とか
三村 すごい偉い人がファンって言ってくれてる
伊藤P あのー、誰かわかりますか？ みなさんもよく知ってる方なんですけど
大江アナ え？
伊藤P 一度（番組で）お邪魔したりとかしてると思うんですよね
大竹 社長？
伊藤P ま、社長、っていうんですかね…
○社長からの手紙を伊藤Pが代読する
伊藤P 『テレビ界が色々な意味で暗黒時代を迎えている中、とにかく明るく頑張っていこう』
三村 「暗黒時代」って！ものすごい言葉を使いますね社長
伊藤P 『逆に「モヤさま」なんかをゴールデンに上げてみない？ さまぁ〜ず君（くん）たちならやってくれるでしょう』
大竹 （笑）
三村 もうノリがちょっと社長もおかしな感じになってる
大竹 「上げてみちゃう」ってことでしょ、それで
伊藤P ま、一応社長は「やれば？」っていう意向が強くて…
三村 「そういう軽いノリでやっちゃってみない？」っていうんだったら
大竹 「この番組でよろしければ」ってことですよ
○時間帯の発表
大江アナ 曜日とか時間にもよりますよね。何曜日の何時からなんですか？
伊藤P えっと、日曜日の夜7時
三村 え？
大竹 すごい時間。もうすごい時間
三村 すっげー！
大竹 ゴールデンタイム！
大江アナ 完璧なゴールデンですね
大竹 家族が観る時間の夜7時でしょ
伊藤P 僕はけっこう「平成教育委員会」を毎週…（正しくは「熱血！平成教育学院」）
三村 オレだって「平成教育委員会」か「鉄腕DASH！」の争いになってますよこれ
大竹 そこにさんまさんの「からくりTV」
伊藤P そうですね。大丈夫ですか？
大竹 ん？
伊藤P 僕は、大失敗すると思う
大竹 （笑）
三村 そんなもんオレも大失敗すると思うわ
大竹 オレも思ってるわ。それ期待しちゃダメですよね
伊藤P ……的な、「ハードル」の枠だと思ってますので。ま、ちょっとダメだったら
三村 ま、ダメだったら
伊藤P そのときまた考えると
大竹 それじゃもう「田舎に泊まろう」？
三村 うん。「いなとま」っていうことで
大竹 「モヤとま」で
大江アナ モヤとまw
三村 「モヤモヤ泊まろう」
○変わらずにこのままで
三村 大江、頼むよ
大江アナ 変わらずでいいんですよね、このままで
三村 変わらずでいいよ
大江アナ はい
三村 だって頑張りきれないもん。だって深夜の時間帯のときから俺「モヤさま」がんばってたからね実は
大江アナ ありがとうございます
三村 これ以上テンション上げたら本当に俺、膝がわけわかんなくなっちゃう
大江アナ そうですよね。土手を転げ落ちたりね
三村 大竹さんなんかもう「（話が）終わったてい」だから
大竹 （ぼんやりしながら）長いのよ。話が
三村 じゃ、やりましょう
大江アナ ということで
伊藤P よろしくお願いします
大江アナ これからもよろしくお願いします
この回の放送でモヤさまは東京都北区南部の滝野川という土地を巡っていました。
駄菓子屋で買ったへび花火がにゅるにゅると出てくる様子を、オペラ風の荘厳なBGMに乗せながら、ただ見つめ続ける三人。またその花火の残骸を触って「気持ちいい」「軽い」という発見にいちいち驚く。
いい意味でしょうもないそんな場面が面白かったです。
ゴールデン進出の重大発表には伊藤Pをはじめさまぁ〜ずも大江アナも全員困り顔でしたが、そういうしょうもないやりとりをゴールデンでも変わらずに軽いノリでやり続けちゃって欲しい。ただそう願っています。
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