平井堅が KAN に愛のスキスキ指数上昇中

いきなり KAN の話題をするけど、やっぱり 2008 年は KAN の年になってしまうんじゃないか。

というのは、同じアップフロントつながりでの安倍なつみ矢島舞美「 16 歳の恋なんて」&「私の恋人なのに」内部発注プロダクツの他にもうひとつ、年末からほのめかされていた KAN の外部発注仕事というのがようやく公開されて、というのは平井堅への楽曲提供であった。

J-WAVE という東京あたりのイカした FM 局が開局 20 周年を迎えたらしく、そのアニバーサリーソングを、ということでまずは平井堅に白羽の矢が立ち、そしてさらに平井堅サイドから作詞作曲編曲ぜんぶひっくるめたプロデュースを KAN に依頼したのだという。前々から公言していた平井堅の KAN 大好きッ子ぶりがここへきて一気に実を結んだかたちであり KAN ファンとしてはニヤけざるを得ない。

(参照 ナタリー

新年明けて間もなく J-WAVE ではその平井堅と KAN との対談がおよそ 30分 にわたって放送されていた。遠隔地からも web ストリーミングでまともに聴くことができた。

ちなみにその対談の模様が放送されていた J-WAVE の年またぎ番組のメイン MC は電気グルーヴピエール瀧だったんだけど、瀧は『平井堅と KAN の新春爆笑対談!』みたいな企画の主旨に関して、その平井堅& KAN という組み合わせから『爆笑』という謳い文句に至るまで、明らかにどこまでもまるごとピンと来てなかった様子だった。「え、KAN?(あの? ていうかなぜ今?)」のきょとーんレベル。まぁ普通そうなるよな。

J-WAVE 20 周年がテーマということで、ある意味そのまんまな「 Twenty! Twenty! Twenty! 」というタイトルの楽曲がお披露目されている。ストリングスぎゅるぎゅるの優雅なディスコティック曲。B メロの突入の仕方がちょっと唐突すぎるかな・・・などと誰にも伝わらないようなミクロな印象を言いながらも、あとは大まかに主観的に良曲。KAN のナイス職人ぶりが堪能できる。

CD 化されるかどうかは今のところ未定らしいけど、希望的観測も含めて、CD 化されないわけがない、と思う。他の CM とかドラマのタイアップ曲と違って一ラジオ局の企画曲という性質上、若干汎用性に欠けてしまうというハンデはあるけれども、早急の「 Twenty! Twenty! Twenty! 」の CD 化ないし平井堅の歌番組への出演、ならびに KAN 大好きッ子トーク炸裂を待望してやまない。