地元娘。

11 月 4 日に札幌テレビ放送に併設しているスピカホールで開催されたガッタス vs チェルビーズのスッペシャルマッチを見てきたよ。

なんだかんだで 4 時間以上の長丁場なイベントだったし友人知人などと誰とも席を隣にすることなく終始ひとりぼっちだったため途中ほとんどダレまくりの口開きっぱなしだったけど、イベント開始時間から少し遅れて入場したにも関わらず自由席でフィールドからぜんぜん近い座席で見ることができたのでよかった。無論それだけ席がガラ空洞だったということでもある。ちなみに位置取ったのは片一方のゴール側の四列目で、ガッタスの公開練習や試合のときは、ちょうどキーパーの(フットサル用語ではゴレイロっていうのか)こんこんこと紺野あさ美さんがすぐ目の前で見ることができた。

札幌出身のこんこんは地元のご家族が客席にいたようだ。市内でバーを営んでいるというお父さまとお母さまであろうとおぼしき年配のお二方はこんこんには似ていなかったので未だにあれがご両親だったのかどうかは不明なのだけれども、その隣に座っていたのは、アレはこんこんの妹なのか姉なのか、もうこんこん超激似でちょいギャルルみたいな女の子がひとりいたのであって何をどう見てもこんこん家の血だというしかなかった。おもわず双眼鏡でガン見。ガッタスの出番がまだなかったイベントの序盤はそんなこんこんのご家族と並んでガッタスのメンバーが客席に一列にずらり居並ぶなどなかなかの壮観ぶりで、特にミキティあたりはこんこんの家族とも余裕で親しげに話していた。

しかし一度は大学進学で引退状態だったもののガッタス絡みでいきなり復帰してきたこんこんと、アレがアレなもんでとにかく娘。脱退を余儀なくされてしまい GAM 以外に仕事のない干され状態であるにも関わらずガッタスだけはふつうに続けているミキティと、このふたりの 2007 年のハロプロでの活動はまるで蜃気楼のようでつかみどころがない。両者とも中期ハロプロ人気においてはめちゃくちゃな牽引車ぶりであったにも関わらず、またルックス的にも他のハロメン以上に目に見える変化は感じられないにも関わらず、現在はなにか在りし日のまぼろしを、極言すれば亡霊を見ているようだ。

でもそれでいて地元の北海道に帰ってくれば実の家族さえ巻き込む文字どおりのアットホームぶりで実にのほほんと心底リラックスしまくっており、「渦中」な感はゼロ。やれテレビやら web やら週刊誌やらともかく世間の黒い喧騒などどこ吹く風というか、そんな卒業、脱退、逆風、騒動みたいなものなど、はなッから存在していないかのようである。根っからのマイペース。限りなく生身。むしろいろいろむき出しすぎだと思った。