投手戦

4 回を終わったところで未だに 0-0 。早実のエース斉藤が漫画みたいにクールなキャラクターなのはいいとして、なんかそれに歩調を合わせるかのように駒苫の田中まで冷静で、なんか基調体温がしらーっと低温のまま静かにしかし沸々と燃えるような戦いは進んでいくのであった。

画面的に違和感があるなと思っていたら斉藤は甲子園の暑い中で長袖なんだな。それでいてポッケに携えているハンケチで顔の汗をさっと拭う。涼しい顔で。いいな。実にいい。駒苫のメガネの四番・本間が実は足が速くて二盗も三盗も決めちゃった、というあたりも地味によかった。