いざ開戦

サッカーのワールドカップの日本戦を日曜日の夜に控えてどこか日本中が(というか主にテレビ朝日が)浮き足立っている感のある現在、しかし我々しょうもないヲタ的にいえばそんな日本戦の真裏で「新・堂本兄弟」が放送されあまつさえそのゲストが石川梨華さんであることについて期待と不安がない交ぜになった複雑な心境に苛まれて仕方ないわけですね。


やれ梨華ちゃんってばえなりかずきに積年の淡い恋心を告白されるんじゃないか、もしくは高見沢俊彦に背後から羽根の映えたギターで「梨華ちゃんは天使、梨華ちゃんは天使」と呟かれながらぼこぼこに殴られるんじゃないか、あるいは人嫌いの堂本剛との意思疎通はやはりこれっぽちも図れないのではないか、と他所のくだらないヲタさん達にインスパイアされた妄想は膨らむ一方です。


一瞬、もしやワールドカップ用の視聴率対策として「わたしが、わたしがしっかりしなきゃ!」などと変な使命感に駆られた梨華ちゃんみずから番組一のイケてるメンズであるところの堂本光一の唇を積極的に奪いに行くというようなジーコジャパン FW 陣も吃驚のアグレッシブな桃色オフェンスを展開するのではないかとも夢想しましたが、こんなことは自分で書いていてあまりのことに吐き気がしたので取り消し。


しかし現実的にいつものあの番組の様子を考えてみると、この日「三本録りの三本目」のゲストだったらしい梨華ちゃんのことなんかほったらかしで、一日の仕事も終盤を迎えてお疲れ気味のぐだぐだやけくそなテンションのレギュラー陣がずんずん身内だけで勝手に盛り上がっちゃうんじゃないか、と不安が募るわけですね。


v( ^▽^)v< ポジティー、ブイブイ!!


はいはい。そうね、きゃわいい萌え萌え一本槍のお姫さま扱いで終始押し通したい番組側の意に反して、実際なんかこんなふうにちょっと言動がお寒いアレなせいで全体的に微妙に持て余され気味になってしまう石川さんの、緊縮、凝固したアルカイックスマイルにもね、今からドキドキなのです。ていうか予告編とか見てるとヲタ芸が紹介されるらしくて、それはふつうに困惑。