MIDARA 摩天楼

そういえば 4 月 17 日の石川・大谷カジュアルディナーショーの話がまだ途中だったね。さっきいきなりエンジンに火がついていろいろドバッとテキストエディタに書き起こしてしまったから、とりあえずそれを推敲しながらおそるおそるアップしてみることにするよ。MC とかの詳しい中身は断片的にこそ覚えているもののほとんど忘れてしまったよ。しかし一ヶ月が経過した今でも正直まだ熱病に浮かされているような気分である。もう悲惨。


さて 4 曲目「 MIDARA 摩天楼」は石川さんが舞台から一時的に降りての大谷さんソロコーナー。「あ、石川さん何処へ行ってしまうの? 行かないで行かないで行っちゃイヤだ!!」と甘えん坊さん丸出しな絶望感を隠しきれない中、そこは大谷さんの歌唱力がハロプロ内でもかなりの高位にあるためそれはそれでええやんということで、あとはねっとりと耳を傾けようという気持ちには案外すんなりなった。

大谷さんはカスタネットを持ち出してイントロやら所々でカチャカチャとリズムを取っていた。たかがカスタネットとはいえ一種の生楽器ではあり、完璧なリズムでバックの生演奏と拍子を合わさねばならないあたりちょっとした緊張感さえ漲っていたものだが、そこはふだんから歌や踊りや表情作りなどステージ上で多様なことをせーのでいっぺんにやってる中堅アイドル歌手さん。今回メロン記念日オリジナルの振り付けがほぼ排除されており、そのぶんカスタネットに全力を注げているようでリズム的には完璧であるように聞こえた。こと叩くことに関しては。

でも、そのあとの MC で本人が述懐したところによると「歌詞を 1 番と 2 番で逆にしちゃった」とかで本人がっくりである。しかしひどいことを言うと「 MIDARA 摩天楼」はタイトルからしてミダラとかけっこうアレなことを言いつつシングル曲としてはさほど支持を集めている楽曲ではないので歌詞の間違いに気づく者は少ないのだった。