何を歌うかじゃない、誰が歌うかが重要なんだ。という観点から石川・大谷カジュアルディナーショー（ '06 年 4 月 17 日ver.）をネタバレ厭わず振り返っていこうと思います。
当サイトの 4 月 18 日更新分（『曲目』）でもちょっとだけ述べたように、セットリスト自体はかなりしょうもないです。客観的に振り返ってみれば。ただね、どうやら確固たる事実としてそこにあったのは、艶然とした笑みを浮かべながらステージ上に屹立するひとりのとんでもない麗人（とあと大谷さん）がどんな曲でもどんどん力ずくで歌い上げていく激レアな御姿ですよ。見れませんし聞けませんよそんなんは平素はまず。「至福の空間」の一語に尽きるわけです。大谷さんといっしょに歌っていても、えげつない話ずーっと石川さんだけを凝視しておれば、これに優る眼福は無ぇのでございます。
