松浦亜弥が「ポップジャム」に出るというので録画予約をしたのだけど、「どうせ前半に出てくるのだろう」というあまり根拠のない予測は脆くもはずれ、肝心の新曲「砂を噛むように・・・ NAMIDA 」の NHK ホールでの歌収録部分はごっそり録り損ねてしまった。辛うじて「二十歳になったらワインはこう飲めハウトゥー」的なトーク部分は録れていたのだけど、そのトークが終わりかけて「さてじゃあ次は松浦の歌だ」と身を乗り出してみたら、なんか誰もがニュースキャスターの安藤優子大佐のことを想起するであろう同性同名一文字違いの「安藤裕子」とかいう人の歌が始まって仰天した。と、要するにそれくらい好きなんですよ「砂を噛むように・・・ NAMIDA 」。松浦がこれまで放ってきた数々のバラードものの中でも出色の出来と思う。「ミュージックステーション」での自信に満ちた歌披露も抜群だったしね。でも、ちょっと老け込むのが早すぎるような気もする。話に関係あるかどうかわからないけど、いわゆる「アーティスト」というのが「アイドル」の上位概念であるとは、僕には思えない。