名コンビじゃ〜ん

「名コンビはふたり揃うとタチが悪い」という箴言がある。ダウンタウンとかとんねるずとか、あと往時の辻加護なんかにそれは顕著だったと思うんだけど、そんなチャンピオンたちの巣窟へ今や果敢に割って入ろうとしているのが、亀井と道重の 6 期娘。コンビである。美勇伝のラジオ番組「B.B.L」にゲスト出演するや否や、本来レギュラー出演者であるはずの三好・岡田をむしろお客さん状態へと貶め、また仕切り役の石川など亀井と道重にしてみれば格好の餌食なのであってもうよだれを垂れ流しながらいじりコンニャクにしていた。三好と岡田による、いや特に石川とはタメであるところの三好による石川いじりが、ぼくは最近じわじわいろんな意味でツボってきているのだが、亀井と道重のコンビの、実にタチの悪い、獰猛な、かつ暴力的な、それでいてキャピキャピないじり方に比べればまだまだやんわりソフトタッチといった塩梅であろう。

もうこれ以上。スズキさんの 7 日の記述にはまったくもって同意で、もしこの戦闘力がミニモニ。時代の辻加護みたいに全方位的に発揮できたら無敵だと思う。たとえば道重絡みのコンビとしては石川とのエコモニ。があって、これ活動的には「愛・地球博」関連といいエンジェルズといいだいぶ外側に向いているとはいえ、組み合わせ的にはタチが悪いどころかむしろ上下関係もきちっとしてそうな(それでいて「甘え甘えられる」というような関係性が上下で逆転しているというような副次的要素も含めて)いかにもアイドル優等生的なコンビであり、でもちょいエロ発揮、みたいな結局はまったくヲタ向けの別腹である。それに引き替え亀井と道重の一揃いは、パワーが違う。「結託」という印象である。もはや「カップリング」という概念で説明するには収拾がつかなくなるほどのタチ悪コンビの王道を、亀井と道重には突き進んで頂きたいものだ。あとついでに言うと、今ふたり揃って最強にタチが悪いコンビといえば、「おぎやはぎ」だと思う。